96%の透析患者がコロナ抗体を獲得、HIV感染者にも良いデータ

 ワクチン接種を受けた後に96%の透析患者が抗体を獲得したが、抗体レベルは非常に低い。このような結果が、ネタニヤのラニアード病院で行われた新しい研究で明らかになり、アメリカ腎臓学会の雑誌に掲載される予定である。今回の研究には、イスラエルに約5千人いる透析患者の中の56人が参加した。

 「透析患者が免疫反応を起こすのはとても嬉しく、何故なら彼等の免疫機能は低下しており、ある種の免疫抑制を起こしている」と、ラニアード透析研究所所長のモーシェ医師は語った。「殆どの場合彼等は病気に感染しやすく、その為にワクチンにも反応できず、他の人口と比べて抗体レベルは高くはない。ある程度のレベルで96%が抗体を獲得したという事実が嬉しく、驚きで安心感を生む」とも語った。

 また医師は、今回の研究の参加者数は多くはないが、しかし重要であるとのこと。「世界からの最初の報告にも同じような結果が出ている。透析患者の間では、コロナの重症化と死亡率の高いリスクがある。もし透析患者がコロナに感染した場合には、重症化して死亡するリスクがある為に、透析患者には定期的にPCR検査を実施することを厳守している」とも語った。

 テル・ハショメルのシバ医療センター感染病ユニット責任者のガリヤ教授が行った他の研究では、HIV感染者はワクチンに対し、健常者とほぼ同等の効果率を持っていると発表した。

 この研究には、免疫抑制者と定義された1,002人が参加した。参加したHIV感染者156人のうちの98.7%が、2回目のワクチン接種から2週間、又は4週間経過後にコロナ抗体を獲得していた。主に腸内器官で固形悪性腫瘍を持っている患者の間では、参加者90人のうちの83%が抗体を獲得していた。脊髄腫瘍患者の80%、骨髄移植患者の約75%、肝臓移植患者の約70%、腎臓移植患者の45%、心臓移植患者は19%のみに抗体が獲得されている。

 今回の研究結果により、感染防止対策チームでこの課題に関する話し合いが持たれ、保健省では免疫抑制者に対して3回目の接種を検討している。この件に関しては、ファイザー社からの公式指示を待つかも知れない。

 「免疫抑制者は一括りではない。心臓、肝臓、腎臓移植患者は抗体を獲得しない。移植、又はある種の投薬治療と抗体獲得との間に関係があるのは疑いない。移植患者はリスクグループであり、3回目の接種を投与することを検討しているが、それでも抗体を獲得しない恐れもあり、それに関しても研究中である」と教授は語った。

 「HIV感染者が健常者と同様の抗体を獲得するのを発見できたのは嬉しかった。癌患者、脊髄腫瘍患者と骨髄移植患者は抗体を獲得し、素晴らしい状態でワクチン反応を起こした」。

 HIV感染者の研究は、シバ病院エイズと性病ユニット責任者のイーツィック医師である。「免疫機能が強ければ、抗体を製造することが出来、治療を通じて獲得することが出来る。困窮に参加した人達の一部は、30年以上もHIVと共に生きている。彼等には免疫機能が全く存在していないが、回復させることに成功し、素晴らしい状態で抗体を製造することに成功した」と語った。

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