6月の死者は過去最低値。昨日は295人が新規陽性者

 200人以上の新規陽性者が4日連続して続いている。昨日(木曜日)は295人の新規陽性者が判明した。約5万5千件のPCR検査に対し、陽性率は0.5%となっている。今週は合計1,328人の新規陽性者(1日平均約265人)が判明し、6月の26日間では1,307人(1日約50人)であった。

 感染の拡大は懸念されてはいるが、入院患者数と重症者数の上昇は殆ど見られていない。保健省のデータによると、イスラエル全国の病院には50人が入院しており、26人が重症となっている。1か月前には36人の重症者がいた。またこのデータによると、16人が呼吸器付となっている。

 死者は合計6,429人、6月では7人が死亡した。コロナ禍以来1か月の死者数が最低値でもあった。2020年3月には21人、5月には34人、6月には40人が死亡していた。比較として今年の1月が最高死者数を記録し、1,447人が死亡している。

 先月最大の感染源であったビニヤミナでは、接種していた地方自治体議長も感染し、現在レッドからオレンジへと変わっている。これに反しコハブヤイール、クファルサバ、ツォフィームは未だレッドとなっている。オレンジ居住地は他に、テルアビブ、ヘルツリア、ビニヤミナ、パルデスハナ、ラムレとペタフティクバで、イエロー居住地はラマットハシャロン、モディイン、ネタニヤ、オフラにリッション・レツィヨンだ。

 数週間前に接種が開始した12~15歳の多くが接種会場に押し寄せている。昨日は16,590人が1回目の接種、3,165人が2回目の接種を受け、1回目の接種のデッドラインは7月9日となっている。今週は1週間で77,231人が回目の接種、16,575人が2回目の接種を受けた。

 同時に国内諜報部のレポートでは、インドが起源となっているデルタ株に触れている、「世界中で早く感染し、イスラエルでもダイナミックになっている。とても感染力が高く、イギリス変異株より50%感染力が強いと思われる。この変異株に関する初期の証言によると未接種者にとって、イギリス変異株と比較すると2倍攻撃的(患者数の増加)である。この変異株の重症者防止に関してファイザー社製ワクチンはとても効果的(96%)であるが、最大の免疫性を確保するには2回の接種を要求されていて、1回しか接種を受けていない者への免疫効果性は非常に減少する」と記されている。

 また他には、「また接種者もデルタ株に感染する恐れがあり、感染率は分かっていないが他人へも感染(接種者の重症化を防止する高い免疫があるにも関わらず)させることを示している。その為にWHOでは接種者も公共場所ではマスク着用を推奨している。その為に海外からのこの変異株(又は他の変異株)の侵入を防ぐ活動を専念して継続し、イスラエル国内での感染対策を強化し、同時に室内でのマスク着用を一般市民に厳守させ、対象者の間で現在まで接種を受けていない者、又は1回の接種しか受けていない者達へのイスラエル国内での接種を完了させることを促進させる必要がある」と記されている。

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