50人の妊婦が感染入院、8人が瀕死

 エルサレム在住妊娠後期の32歳、オスナット・ベン・シトゥリットが感染死亡し、医師達が帝王切開で取りだした胎児も救うことが出来なかったことを背景に、今朝保健省の発表したデータによると、50人の妊婦又は授乳女性がコロナ感染で入院していることが判明した。その内の10人が重症、8人が瀕死、7人が呼吸器付で、一人はエクモに接続されている。

 シバ病院感染病科責任者のガリヤ医師は、「妊娠後半期の女性達で、主に妊娠後期で未接種の女性である。子供が多いユダヤ教徒の女性達で、一部は入院には手遅れになっている容態で到着する。一部は予定を早めての出産、一部は肥満が原因となっている」。

 「これらの女性の殆どがイギリス変異種の遺伝子検査を受けているが、この重症化を見るに多分イギリス変異種と思われる。妊婦の感染治療は通常の治療とは違い、その為に特に妊娠後期のワクチン接種を推薦している」。

 アシュドッド市アスータ病院コロナ感染産婦人科と妊婦と胎児医療ユニット責任者のオルタル医師は、妊婦に対して早急にワクチンを受けるように呼び掛けた。「この数週間に妊婦のコロナ感染が上昇拡大してきている。接種するかのジレンマは理解できるが、それは正しくない。現在までイスラエルでは、2回目の接種以降感染した妊婦はゼロだ。心から妊婦にお願いしたい。できる限り接種を早く受け、自分と胎児を守ってほしい。悩んでいる時間が長いほど感染リスクは高まる」と語った。

 また保健省のデータによると、現在18歳以下の子供が48人入院しており、その内6人は重症者という事が判明した。二日間で8人感染しているが、2月のピークには合計50人の子供が感染していた。エルサレムのハダッサ総合病院では8人の子供達、ブネイブラクのマアヤネイ・ハイェシュアー病院には5人、カプラン病院にも5人入院しており、その他の子供達は全国のそれぞれの病院に入院している。

 今朝エルサレム在住妊娠後期のオスナット・ベン・シトゥリット32歳が、疾患も無く感染入院し、昨日エンカレム・ハダッサ総合病院で死亡した。医師達が胎児を救う為に最善を尽くしたが成功しなかった。

 4人の子持ちで30代の女性が火曜日に呼吸困難で病院に搬送され、重症者として集中治療室に入院した。その夜に彼女の容態は悪化し多臓器不全を起こした。ICU、麻酔、産婦人科、助産婦、エクモ専門家、心臓手術などの様々な分野のシニアチームが女性の治療に呼び集められた。病院では胎児を救うために帝王切開が決定し、妊婦にも長時間の蘇生が継続された。「残念ながら妊婦と胎児の容態は瀕死の状態で、母親にはエクモを付け、母親と胎児を内科集中治療室で救うための最大の努力を尽くしたが死亡してしまった」と病院では伝えている。

 

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