イスラエル人の4百万人以上が2回目の接種を受け、重症者数と実効再生産数の減少に結果が出ている。昨日の新規陽性者数は2,509人で、その内の半分以上は19歳以下であったことが保健省のデータによって明らかになっている。約8万件のPCR検査が実施され、陽性率は3.1%であった。
新規陽性者数は未だに高いが、半分以上が通常重症化しない未成年である。昨日の発表によると、今年の秋から12~16歳の子供達への接種が開始し、その後に6歳以上が対象となる予定だ。コロナ感染開始から感染者に於いて、現在イスラエルは世界で25番目に位置しており、上位30か国の中で感染者数が最多の唯一の国でもある。
入院患者数も減少してきており、現在は1千人以下となった。現在入院患者数は997人、その内重症者613人であり、12月26日以降最低数となっている。呼吸器付は212人、死者5,975人となっており、今月は現在までに196人が死亡している。
現在感染者数も減少傾向で約3万5,500人。エルサレム4,616人、テルアビブ1,390人、ネタニヤ1,143人、ベエルシェバ1,074人、アシュケロン923人、リッション・レツィヨン842人、ペタフティクバ802人、ブネイブラク791人、アシュドッド791人、ハイファ682人、ホロン651人、ラハット649人、レホーボット538人、バットヤム517人。
今日の実効再生産数は0.83と減少傾向が続いている。ワクチン接種では、510万人以上が1回目の接種済み、4百万人以上が2回目の接種済みとなっている。しかしそれでもまだ1度も接種を受けていない未接種者の数は114万人いる。
アラブ人セクターとユダヤ教徒セクターと比べて、一般人セクターが最も接種率が高い。保健省によると一般人セクター60歳以上の97%が接種済み、対してアラブ人セクターは81%、ユダヤ教徒セクターは80%となっている。373万7千人のイスラエル人が、2回目の接種から1週間経過した接種者証明書取得の権利を有している。