38人の子供達が入院、4人が重症。妊婦の接種は増加

 保健省の発表によると、昨日の新規陽性者数は4,298人、7万5千件以上のPCR検査に対して陽性率は5.9%であった。18歳までの未成年が38人病院に入院しており、その内の4人は重症で呼吸器に接続されている。もう一人の少年も重症とのこと。また48人の妊婦も入院しており、その内6人が重症、2人がエクモに接続されている。死者は合計5,673人となった。朗報としては320万人以上が2回目の接種済みで、重症者と呼吸器付も減少しており、770人の重症者と249人の呼吸器付となった。

 また今朝は、東エルサレムのラス・エルアムード居住区に住む26歳の感染したアラブ人男性が自宅で突然倒れ、展望山ハダッサ病院に緊急搬送されたが医師によって死亡が確認された。遺族の証言によると、疾患も無く未接種であったとのこと。死亡原因は未だ判明していない。

 ユーリー保健大臣は、プリム祭中に屋外でパーティーが開催されることに激怒し、「感染パーティーに参加する者達は、自分の名前が感染拡大に記され、商店がそのせいで封鎖され、他人に感染して死亡するのはあなた方の責任であるという事を忘れてはならない。状況を知っており、若者達でも重症化している現在、誰でも死ぬ恐れがあることは明確だ。目を覚ませ、まだ遅くはない。封鎖解除を継続するには次の二つを遵守する必要がある。一つは規制を頑なに守り、もう一つは接種すること。それ以外の行動には全く道義が無い」と語った。

 また「約460万人が接種を済ませ、昨日だけで約12万3千人が接種を受けた」とも伝えている。諜報局によると、昨日の実効再生産数は0.9であったとのこと。「実効再生産数は、ここ数日間の上昇再開を示しているが、まだ1以下となっている」とも伝えている。

 今週日曜日にエルサレムのギブアット・ゼエブ居住区に住む32歳の4人の子持ちで、感染時には妊娠32週目であったオスナット氏が死亡した。彼女の死後72時間で数千人の妊婦が全国で接種を受けている。現在までに数百パーセントの上昇率であると保険会社から報告が来ている。

 その現象を聞いたオスナット氏の夫ユダ氏は、感動してこう語った。「彼女が世界を救ってくれた。接種を受ける一人一人は、義人であった彼女のお陰で無意味な死を防いでいる。彼女によって何人の命が救われたのか、本当に彼女のお陰だ」と語った。

 保険会社のデータでは先週と比較すると、日曜日から接種を受けた妊婦の数は2倍から3倍に急上昇しているとのこと。想定によると、接種を受ける時間が無く、胎児まで助からなかった彼女の死や、アスータ病院で感染した妊婦が流産し、胎児も感染死亡していたニュースが、全国的に衝撃と悲しみを生んだのが急上昇の原因とみている。

 保険会社のデータによると、今週の日曜日から火曜日までに、クラリットでは5,041人の妊婦が接種を受け、先週の同期間と比較すると158%の上昇で、先週は1,949人のみであった。マッカビーでも同じ現象で、先週の886人に対して今週は1,846人で108%の上昇。メウヘデットでは先週の232人に対して772人の233%の上昇率、レウミットでは先週の100人に対して今週は300人の200%の上昇となっている。

 保健省では妊婦も接種を受けるように呼び掛けており、特に中期と後期を重要とみている。「妊婦の間でも安ど感が見られ、この数週間で接種を受けた妊婦の数は数倍になっている」とクラリットのテルアビブ地区産婦人科責任者のルービー医師は語った。「全ての産婦人科の名前の元に、全員が推奨しているので、接種を受けてください。感染したらとても重症化する懸念があります」と伝えている。

 故オスナット氏の悲劇が重要な意味をもたらし、接種の重要性の意識を生んでくれたと保険会社では見ている。「オスナット氏のケースが方向を変えてくれた」とレウミット小児科専門家のドロン医師は語った。「つい先週までは妊婦も静観していたが、彼女のケースがメディア・インパクトを作り、妊婦の接種へと変換していった」と述べた。

 妊娠40週目のラマットガン在住36歳のオールリー氏は、オスナットの死から影響を受けた女性の一人で、その結果接種を受けることを決心した。「妊娠の事で接種を受けるか悩んでいた。疾患もないオスナットの死により、直ぐに受けることを決めた。医師とも相談して決心した。最初は妊婦に接種を受けさせない指示であったが、1か月前から妊婦にも目を向けるようになり、特にこの数週間は顕著になった」と語っている。

 「指示にも混乱があった」と指摘している。しかし「妊婦であれば、自分の事だけを考えてはいない。今週起きたことで背中を押されたのは確実だ。リスク・グループである妊婦や、その他のケースが累積して現在に至っている。また自分は薬局で仕事しており、どんなに遵守していても相互の問題というのは存在する。どんなに自分を守っても、全員がそのようにしている訳ではない」とも語った。

 他の妊婦にも彼女はこう呼びかけた。「他の妊婦にも接種を推奨する、何故ならメリットの方がリスクより高く、フェイクニュースに耳を傾けてはいけない。最後に重要なのは妊婦と胎児の命なのだから」。1回目の接種を受けた決心に満足していた。「正しい選択であったと思うし、とても満足している」とも伝えた。

 接種を受けに来る妊婦の数は上昇しているが、保険会社では全体から見ればまだ比較的に少ないと伝えている。「現在妊婦の50%が接種を受けた」と、メウヘデットの看護師長のメリー氏は語った。「初めて感染死亡した胎児と、オスナットの死のニュースが警笛を鳴らした。妊婦もこれらのケースに驚いている。妊婦は信頼できる情報と相談先を必要としており、それらがあれば多くの妊婦が応えてくれると思う」と述べている。

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