2020年まとめ:イスラエルで最も人気のある観光地

 コロナ禍と2回の封鎖があった今年一年間で、イスラエル全国の自然国立公園には合計5,408,282人の訪問者が訪れ、去年と比べて49%の減少となった。このようなデータが自然公園局の発表で明らかになった。

 今年2月から外国人のイスラエル入国が制限され、殆どの訪問者はイスラエル人であった。今年はたったの708,861人の外国人旅行客が自然国立公園を訪れ、殆どがコロナ禍の前であった。

 今年の最も人気のあった観光地はテル・アシュケロンで、300,025人が訪問している。テル・アシュケロンは去年1位であったマサダを退け、今年は外国人観光客、修学旅行やバルミツバ旅行が無くなったことから、2019年の1,091,934人に対して今年はたったの231,914人であり75%の減少となっている。


●2020年最も人気の或る観光地10位

1位アシュケロン 300,025人(-25%)

2位バニアス 298,794人(-51%)

3位カイザリア 292,432人(-66%)

4位エンゲディ 271,536人(-53%)

5位マサダ 231,914人(-75%)

6位ヤルコン 182,233人(-43%)

7位テルダン 166,117人(-51%)

8位ガンハシュロシャ161,522人(-54%)

9位ドールバホニーム144,141人(-13%)

10位シャニール川 139.288人(-42%)


 これら全ての観光地では、2020年の訪問者数は前年と比べて大激減している。ただし逆に今年訪問者数が増加した場所もあった。ハマット・ティベリアでは200%の増加、エン・ヘメッドは120%の増加、アポロニアは70%の増加を記録している。これらの3か所の観光地は都市部に近いというのが特徴だ。

 イスラエル全国に散らばっている17か所の有料キャンプ場には約20万人が訪れ、去年と比べて半分の宿泊人数になっている。100か所以上ある無料キャンピング場のデータはない。2019年には過去50年間で最高の20か所が自然国立公園として開設されたが、2020年は1か所も増えていない。自然公園局では訪問者の為に重要なプロジェクトも遂行しており、自然の中のサイクリングロードの全長130kmの設置、「イスラエル・トレイル」のヘルモン山までの延長や、「イスラエル・トレイル」に沿ったキャンピング場での水飲み場設置などが行われている。

 自然公園局が実施した他のプロジェクトでは、ゴラン高原の放牧地に於ける35か所の飼い葉おけ設置で、特に夏の時期に水量が減ることから起きる、水源に対する家畜の汚染を減少させる目的として行われている。今後川に沿って35か所の飼い葉おけが追加設置される予定だ。2018年には、牛の放牧の汚染が原因でマウス疾患が発生したことにより、ゴラン高原の殆どの川への入場が禁止となった。2020年9月には再度北部の川でマウス疾患が発見されている。

 自然公園局局長のシャウール氏は、「2020年は当局の活動全分野に於ける多くの計画と目標を持って始めたが、人類が数十年間経験しなかったコロナによって特殊で重要な挑戦に立たせられた。自然公園局従業員の自分達のミッションに対する努力、創造性と新規性により数百万人のイスラエル人が安全に自然を観光することが可能となり、自然国立公園の特別な規制に迅速に対応し、その一つは10日間という驚異的な速さで開発された観光地訪問調整システムなどである」と語った。

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