2020年はガリラヤ湖からの水の汲み上げが過去10年間で最高

 2020年は過去10年間で、ガリラヤ湖から水道システムへの汲み上げが最高であった。合計2億2千1百万立法メートルの水を汲み上げ、ガリラヤ湖数位の約1.33mに相当する。水道局では、過去2年間の雨量が多く、今回の汲み上げ結果を可能にしたとのこと。もし汲み上げをしていなければ水門を開く必要があり、多くの水がヨルダン川を流れて死海に流れていくこととなる。

 去年は健康と経済危機が発生したが、一昨年と同様に去年も雨に恵まれた年であり、それまでは5年間の干ばつが続いていた。ガリラヤ湖の水位は急上昇し、5月14日には最高水準である-208.90mまで達し、最上水位の10㎝手前まで到達した。2018年11月に記録した最低水位から3mの上昇となる。

 冬の間に水道局では水位を測定し、湖水が湖岸を浸水しないように水門を開くかどうかの計算をしていた。水の汲み上げ量もこの計算で重要な構成の一つであり、165万立方メートルは水位の1㎝に相当する。

 「ガリラヤ湖の水量を最適に利用するには、現在の需要を見ながら湖を管理する必要があり、2020年末までにガリラヤ湖からの年間汲み上げ水量を約2億2千1百万立法メートルにし、国内の水道システムに送水することを水道会社と話合いながら水道局が決定した」と水道会社は説明した。「水の汲み上げはガリラヤ湖から供給できる水を利用し、水があふれ出ることを最小限にして、基準水位に今後数年間ガリラヤ湖の水位が保たれることを可能とした。同時に湖の生態系を保ち、国内水道システムの最適で長期的な運営を保っている」。

 2021年も約1億9千万立法メートルの水をガリラヤ湖から汲み上げる予定であり、湖の最適な水位を保ちながら給水システムへ送水する。イスラエルでの海水淡水化システム建設により、ガリラヤ湖の水を汲み上げる必要性が削減され、特に干ばつ時期の低い水位に役に立った。2014年は1億2千5百万立法メートルが汲み上げられたが、それ以降は1千8百万から5千万立法メートル程度であった。

 今日現在でガリラヤ湖の最上限水位までは1.135m不足している。現在最低限水位からは3.065mの所に位置している。1年前は最上限水位まで2.54m不足しており、2年前は5.63m不足していた。

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