2020年には9人の兵士が自殺

 兵士の殉死数が2019年には27人、2020年には28人で、その内9人が自殺で2019年の自殺者は12人であった。このようなデータが人事部隊の統計で明らかになった。

●2020年殉死者数と死因

軍事作戦 死者1人

テロ行為 負傷者2人

飛行事故 2人

訓練事故 負傷者1人

武器事故 負傷者1人

交通事故 死者6人、負傷者9人

その他事故 死者3人、負傷者2人

自殺   死者9人、負傷者3人

病気   死者5人、負傷者22人

合計:死者28人、負傷者40人

 人事部隊のモティ将軍は、イスラエル軍は行方不明兵士や命の危険にある兵士の早急な発見ツールの使用を強化すると発表した。このようなケースで以前は軍警察に連絡するまで数時間かかり、軍警察が警察の介入を申請するまでまた時間がかかっていたが、兵士の居場所を数分で発見するために、現在は携帯電話の位置情報を含む技術的捜索を活用することとなる。

 「自殺一歩手前にいた4人の兵士をこの方法で助けた。現在彼らは精神的にも回復している。今日我々には技術的なツールがあり、兵士がSNS上で発信する自殺遂行の内容にも早急に反応している」と将軍は説明した。2019年とは違い、2020年の自殺者の中にロンリー・ソルジャーはいなかった。

 イスラエル軍によると9人の自殺者の原因は、直接的にも間接的にもコロナ禍との関連性は無かったとのこと。しかし自殺未遂した一人は、コロナの影響で家族の生活苦が関連しているケースもある。将軍によるとこの兵士は自殺を悩んでいる時に、司令官達が関与して阻止することが出来たとのこと。

 また2020年には軍事作戦で兵士1人が殉死した。ジェニン付近で逮捕作戦中に頭を負傷してアミット兵士が亡くなった。6人の兵士が交通事故、2人が訓練飛行事故、2人が労働事故、3人が現在も調査中の他の事故、残りが病死となっている。

 「2021年もコロナの影響を注視する必要がある。説明、教育と追跡に力を注いでいる。兵士自身が自殺に関して話してくれるケースが一番分かりやすい。司令官達は兵士達の言動や行動に注視し、兵士達と話合い、過去のケースから学んでいる。自殺以前に精神的苦痛で数カ月間も苦しんでいる兵士達も少なくない」とも将軍は語った。

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