2月のコロナ:子供感染率急上昇、60歳以上は激減

 昨日の閣議で保健省局長のシャロン医師は、9歳までの子供達の感染上昇が起きていると警告した。グラフによると、この年齢のコロナ感染数が急上昇しており、それに対して他の年齢層は減少しているか横ばいになっている。未だ15歳以下は接種決定されていないため、ワクチン接種の影響で感染状況に変化が起きたと想像される。

●年齢別コロナ感染者:

・2021年1月末までの ・累積全体の ・2021年2月の ・2月全体の

 累積感染者数     割合     新規陽性者数  割合

0~9歳  73,390        11.2%    23,084    19.73%

10~19歳 131,553       20.11%    26,291    22.47%

20~29歳 129,680       19.83%    24,599    21.03%

30~30歳 92,278        14.87%   13,088    11.18%

40~49歳 80,389        12.29%   13,077    11.18%

50~59歳 62,341        9.53%    8,705     7.44%

60~69歳 42,018        6.42%    4,500     3.84%

70~79歳 21,941        3.35%    2,089     1.78%

80~89歳 11,053        1.69%    1,202     1.02%

90歳以上 4,254         0.65%    361      0.65%

合計 653,897 116,966

 保健省のデータの解析によると、子供達の感染割合が急上昇しているのが分かる。1月末までに感染者全体の約11.2%は0~9歳児で、感染者の9人に1人という数値になる。2月だけでも先月とは違いが出ており、9歳以下の感染割合は約19.7%となり、感染者の5人に1人という数値になる。子供達の感染率は高いが、10歳以下は2人のみが重症者として入院している。

 10~19歳の年齢層でも20.1%から22.47%まで上昇している。コロナ感染開始から一番多くの感染者を出しているのがこの年齢層だ。20~29歳も19.83%から約21%へ上昇している。つまり1月末までは感染者の51.16%が30歳以下であったが、現在63.23%と急上昇している。つまり1月までは感染者の半分がこの年齢層であったが、2月には感染者の3人に2人が30歳以下ということになる。

 30~39歳と、40~49歳までの年齢層では緩やかな減少が見られる。顕著な減少は50代で9.5%から7.4%まで下がった。激減したのは60歳以上で、彼らが最初に接種を受けたからだ。60~69歳は6.4%から約3.8%まで減少。70~79歳は約3.3%から約1.8%、80歳以上は2.34%から1.32%まで減少した。つまり60代以上は12.1%から6.94%に減少し、感染者の14.5人に1人という数値になる。

 接種に関する保健省のデータでは、90歳以上は85.7%、80代は84.8%、70代は87.8%、70代は75.9%、60代は75.9%が2回の接種済みとなっている。50代は66.5%、40代は56.6%、30代は39.4%が2回の接種済み。若い世代は順番が最後になったため、20代は30.8%、10~19歳は9.8%が2回の接種済み。保健省では16~19歳の接種率に関する正確な情報がまだ提供できていない。

 16歳以上対象者の約118万1,000人が、理由も不明のまま1回の接種も受けていない。71万6,000人が一般人で11%が未接種、46万人がアラブ人で25%が未接種、17万1,000人がユダヤ教徒で18%が未接種となっている。

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