昨日の新規陽性者数は4,143人で、約8万件のPCR検査に対して陽性率は5.2%であった。保健省のデータによると重症者数は699人となり、12月以来初めて700人を下回った。呼吸器付224人、死者は5,815人となっている。また昨日の新規陽性者の半分は0~19歳、正確には50.1%であった。反対に60代以上は5.4%のみとなっている。
諜報機関のデーターによると、実効再生産数は少し下がって0.99で、今回の上昇は封鎖解除とイギリス変異種が関係していると再度強調している。他のウイルスと比べてこの変異種は、特に重症化と入院のリスクを高める種類とされている。
また諜報機関では、現時点での高い感染状況と新しい感染拡大を背景に、総選挙に伴う空港再開と共に他の変異種がイスラエルに侵入する恐れがあると警告している。
昨日は約4万人が1回目の接種を受け、6万4千人が2回目の接種を受けた。既に約490万人が1回目の接種済み、約360万人が2回目の接種済みとなっているが、50代以上の30万人以上が未だ接種を受けていない。