12~16歳のワクチンに向けて、どのように子供の実験が行われ、何故ワクチン接種が重要なのか

 イスラエルはコロナへの集団免疫の方向へ進んでおり、子供達へのワクチン接種がまたそれに拍車をかける。近日中に保健省では、FDAが先日許可した結果、イスラエルでも子供達へのワクチン接種を承認すると予想されている。

 どれだけワクチンが重要なのか?何が副反応で誰に適応するのか?詳細は以下のごとくである。

◎FDAはどのような承認を与えたのか?

 FDAはファイザー社製ワクチンに対し、研究が感染防止の最大の効果性があり、高い安全性があると示した結果、12~16歳へのワクチン接種へ緊急承認を与えた。ファイザー社のワクチンは、今日16歳以上を対象者として承認されている。イスラエルでは、肥満、肺病、糖尿病、放射能治療などのリスクグループに属し、または家族のメンバーがリスクグループに属している12歳以上へのワクチン接種も特殊承認が出されている。子供達への接種は感染防止と、世界中で学校を再開拡大することに致命的である。

◎子供を対象に行われた研究とは?

 ファイザー社では、12~15歳のアメリカ人の子供達2,260人を対象に研究を実施した。感染したことがない子供達で、2回のワクチン接種を受けた子供達には感染が全く見られず、偽注射を受けた子供達の間では18ケースの感染が判明した。対象者達の間での効果率は100%に達している。

 研究者達は、接種を受けた子供達の中和抗体のレベルが、以前の研究より高いことを発見した。子供達の副反応は、若者達のワクチン接種者のものと同様で、特に2回目の接種後の痛み、発熱、悪寒と倦怠感が含まれている。ファイザー社は接種後も2年間追跡し、FDAに常時情報を更新している。

◎FDAが与えた承認はどれほどの重要性があるのか?

 医療品の承認に関しては、世界で最大かつ最も厳格な規制機関であり、全ての申請を注意深く検討する何百人もの医師や科学者がメンバーとなっている。イスラエル保健省はFDAが与える承認を信頼する習慣があり、自身のチームが再検査した後にイスラエルで承認している。

◎何故12歳以上で12歳以下は承認されていないのか?

 通常ではワクチンは最初動物で検査され、その後18歳以上の大人を対象にし、高い効果性と安全性が確認された後に、対象者の年齢を下げていく。しかし10歳以上の子供達(体重が30㎏以上)は、医療的には成人と考えられており、彼等もより大きい少年達のようなワクチン反応を起こすと予想されている。12~16歳への承認が与えられた為、それより小さい子供達への承認も加速すると予想されている。

◎いつ赤ちゃんや幼児へのワクチン接種が許可されるのか?

 ファイザー社とモデルナ社では、6か月以上の赤ちゃんを対象とした可能なワクチン接種量で、ワクチンの効果性と安全性を検討する研究を開始した。研究結果は9月頃に出ると予想されている。その時に最も効果的な接種量が決定され、承認もされると予想されている。

◎何故子供を接種するのが重要なのか?

 イスラエルの成人人口の殆どが接種された後に、主に今日感染しているのは子供達であり、相互に感染させ、家族にも感染を引き起こしている。もし子供達が接種されなければ、イスラエルでのコロナ感染は継続し、通常の生活に戻ることも出来ず、子供達も感染の強い副反応のリスクを負うこととなる。ここ数カ月間でコロナに感染した子供達が、数カ月間倦怠感、筋肉痛、難聴や集中力の欠如に苦しんでいるという報告がなされている。時には肺や心筋の損傷により、生命に深刻な危険が及ぶこともあった。

◎子供達への接種の安全性は?

 SNS上で流されているフェイクニュースに反し、ワクチンは成人のように子供達にも安全であり、更に副反応も少ない。このような結果が、ここ数カ月間で行われた研究から明らかになっている。リスクグループに属する接種を受けた子供達の間でも全く問題はなかった。

◎ワクチン接種はどのように実施されるか?

 ワクチン接種は学校、又は保険会社の治療所で与えるかは決定していないが、保険会社では既にイスラエルの子供達にワクチンを接種開始する準備は出来ていると伝えている。ワクチン接種作戦が開始すれば、自分が属する保険会社のアプリ、ホームページ、又は電話窓口で子供のワクチン接種予約が出来るようになる。

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