11人の被告:エイラットの強姦被害者が証言台へ

 来週の火曜日にベエルシェバの地方裁判所で、8月に起きたエイラットの16歳少女集団レイプ事件の容疑者裁判の証拠提出段階が開始し、被害者の証言がこの裁判の注目となる。この事件は、被害者の少女がエイラットのレッド・シー・ホテルに滞在中に起きた。起訴状によると、少女は知人の部屋で泥酔し、感覚を失い、自身の行動と欲求を制御できる状態ではなかったと述べている。事前に少女をホテルのプールで見かけた、共に27歳容疑者のイッシー・ラファイロブとイリジール・メイロブが部屋に入ってきた。

 起訴状によると、二人は少女の状態を利用してレイプし、その後17歳の双子が二人に参加して順番にレイプした。4人の容疑者は強姦者主犯として起訴され、ノガ村のオーシェル・シュロモ容疑者(19歳)は、強姦のほう助罪とわいせつ罪で起訴されている。

 6人の容疑者の他に、5人が強姦のほう助罪と不作為のほう助罪として起訴されているが、全員未成年である。少女は事件の殆どを覚えておらず、殆どの証拠立証はDNA検査、デジタル情報と容疑者自白に基づいている。

 「容疑者達は少女の窮状を無視しながら人間の姿を失った」と検察は主張している。二人の容疑者の弁護士であるアハロン氏とニール氏は、アギアナパでイギリス人女性をレイプした容疑者のイスラエル人の代理人でもあった。双子の弁護士はネス氏である。

 少女が未成年であり、性犯罪であることから、少女の証言は非公開で行われる。南部地区検察は、被告が少女を見ることはせず、少女の声だけを聴くことが出来るように要求したが、裁判官はその要求を退け、ビデオ・ヒアリングにすることを決定した。裁判所の指示によると、起訴状が提出されてから90日以内に強姦事件の少女の証言が提出される必要がある。しかし今回の事件では、弁護士が追加の調査資料提出を要求し、裁判が延期された為にこの期限が既に過ぎている。

 少女の証言後にこの裁判では、最も少女にとって困難な段階があり、弁護士による反対尋問である。この少女の証言を前にWIZO女性地位促進部門責任者のリブカ氏は、「少女が再び傷つくことが無い条件で証言を可能にさせることが重要だ。長く困難な証言で、弁護士は被害者を事件に戻すように操作して、被害者が攻撃されることが起きる」と述べた。

 裁判長はヤエル裁判官、ギラット副裁判官とアハロン副裁判官が裁判に就く。ヤエル裁判長とギラット副裁判官は、性被害者に対して人情的な裁判官としても有名である。ギラット副裁判官は以前の性犯罪事件の公判に於いて、弁護士が被害者に対して性経験に対して質問し、屈辱的な反対尋問をしたことに強く咎めた。「反対尋問は恥ずべき形で、屈辱的、攻撃的、侵襲的に行われ、憤慨をもたらした」と判決文書に記されている。

 他の事件でこの3人の裁判官達は、自分の妹を数年間強姦していた男性の罰を軽くするように求めた弁護士に強く批判している。その理由として弁護士は、被害者女性が思春期に達した時に「彼女にもある種の合意があり、彼女は反対しなかった」と主張した。裁判官達は判決文に於いて、「無実無根の主張であって主張されない方が良かった内容であり、被害者はその証言で被告が彼女にどのように恐怖を植え付けていたかを明確に描写し、肉体的な暴力でなくても精神的暴力を用い、被告の行為に対して反対できないようにしていた」と記している。

 今回の事件でも被害者の少女の負担を可能な限り軽くするために、タイール性被害者団体支援センターの関係者達が彼女をサポートする。支援センターのサポート責任者のミリー氏は、裁判所が彼女の証言中に彼女の権利を保護してくれることを明言している。「被告が自分達の罪を受けるように、被害者が証言することはとても重要である」とも述べた。

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