昨日は5時間以上のコロナ閣議後に、大臣達の中で緩和は10月18日以前にはないであろうという見込みになっている。またもし感染が改善されず、政府の想定数値まで下がらないならば、封鎖が継続される可能性もあると見られている。
国家安全保障局長メイール氏と専門家達は、大贖罪日とスーコット祭がPCR検査数を減少させた為に、データを基本とした結論を出すことは困難であると伝えた。
今週水曜日(10月7日)に政府は封鎖の一週間延長を承認し、封鎖は10月14日までと予想されている。またもし来週月曜日(10月12日)にある種の緩和が決定したとしても、政府の承認を得るのが木曜日(10月15日)となるので、どちらにしても18日以前に実施されることはない。
この閣議に於いて、緩和に関する辛辣な議論が展開された。某大臣はこの緩和問題に関し、来週市民戦争が勃発すると予想している。大蔵大臣イスラエル氏とカホール・ラバン政党全大臣は、接客業ではない全てのビジネスを直ちに開放し、同時に0歳から6歳までの教育施設を開放すればいいと推奨している。だがネタニヤフ首相とエネルギー省大臣のユーバル氏はこれに反対している。
大蔵大臣は怒りと共に保健省に対して辛辣に発言した。「自分には受け入れられない。緩和による経済的な配慮も健康と同様に重要なものであることを要求する」と語った。しかしネタニヤフ首相は大蔵大臣を制止し、来週まで緩和に関しては何も決定しないということを会議冒頭に伝えた。来週の月曜日が緩和派と封鎖派が激突すると予想されている。来週日曜日にネタニヤフ首相は各省のチームが作成した報告書を元に、封鎖解除の指標を話し合うことになっている。
昨日の陽性者数は4,579人、累積感染者数272,309人、現在感染者数65,063人、重症者880人、呼吸器付228人、死者1,757人となっている。