今日コロナ閣議が決定を下す。昨日はヨーロッパで発見されたコロナ変異種の感染を防ぐため、イギリス、デンマークと南アフリカから帰国する者は全員ホテルで隔離することが決定したが、規制強化に関する大臣達の意見の相違によって国内の規制に関しては何も決定していない。
今日また二度目のコロナ閣議がもたれ、完全封鎖が決定される可能性も高い。昨日はコロナ総責任者のナフマン教授が、商業全ての封鎖を含む「規制引締め」を推薦したが、国家安全保障議会副会長のエイタン氏は完全封鎖を推薦している。
ネタニヤフ首相は、海外から帰国するイスラエル人全員のホテル強制隔離を閣議で承認し、特別なケース以外の外国人入国を完全に拒否することを提案する。変異種に対してワクチンが有効かどうかが明確になるまで、ベングリオン空港を2週間封鎖することも提案に含まれている。
ミリー運輸大臣はこれに反対しており、イスラエル人帰国者には全員PCR検査を強制し、ホテルでの隔離は強制しないことを提案している。もしそれが承認されれば、48時間後にしか有効性を発揮しないため、その間にイスラエル人は隔離無しで帰国することが可能となる。ネタニヤフ首相の提案によると、1回目の封鎖と同様に空港封鎖中の2週間はイスラエル人も出入国禁止となる予定だ。
保健省では規制引締めを明日から開始することを推薦しており、完全封鎖には反対している。ベニー国防大臣は、2週間以内に3週間の完全封鎖を開始することを提案している。ネタニヤフ首相は直ちに開始することを要求しているが、事前に市民に通知される。
作治は2,821人の新規陽性者が確認され、約7万件のPCR検査で陽性率が4.1%と上昇している。先週の月曜日から今日までで合計18,434人の新規陽性者を出しており、一日平均2,633人の新規陽性者数となっている。現在入院患者数838人、重傷者数456人、呼吸器付117人、死者3,101人となっている。