1か月で妊婦のワクチン接種が急増化。専門家:「特別な副反応の報告は無し」

 この1か月間だけで、ワクチン接種をした妊婦の数が急上昇した。クラリット保険会社のデータによると、2月25日までに被保険者の約40%の妊婦が接種を受けた。その3週間後にはすでに被保険者の妊婦の59%がワクチン接種を受け、合計3万2,180人となった。その内の半分以上が既に2回目の接種済みとなっている。

 マッカビー保険会社でも同様の状況だ。被保険者で妊婦の62%が接種を受け、1か月前はたったの30%であった。メウヘデット保険会社でも1か月の妊婦接種率が2倍になった。1か月前の32.1%に対して今週は既に63.5%に達している。レウミット保険会社では、1か月前に18%のみであったのが、今週で既に45%となっている。

 保健省では、妊婦のワクチン接種データを収集しておらず、ワクチン接種を受けた妊婦の副反応の情報も無いと説明していた。イスラエルでは24人の妊婦が感染入院しており、17人の産後の女性が感染入院している。入院しているこれらの女性のうち、4人が呼吸器付、1人はエクモに接続されている。

 妊婦の間で接種率が増加しているが、重症者としてヒレル・ヤッフェ病院に約1か月間入院していた産後の女性が先日死亡し、10日前には彼女の姉も産後の女性として感染死亡した。芋宇野とショロック・ジョルバン氏はワクチン未接種であった。病院の発表によると、彼女は約1か月前にコロナ感染妊婦病棟に入院した。「その数日後に彼女の容態が悪化し、帝王切開で出産させることが決定した。新生児は良い状態で助けられ、未熟児病棟へ移された。手術後に母親の呼吸が悪化を継続し、麻酔がかけられた状態で酸素を注入し、重症者としてICUに移された。先日突如容態が悪化し、専門家チームの努力も虚しく彼女は亡くなった」と伝えている。

 「妊娠していない若い女性とは対照的に、妊婦の副反応が出たという報告は聞いていない」とアシュドッド市アスータ病院感染病ユニット責任者のタル医師は語った。「妊婦にも他の人達と同じような副反応が出る。妊娠初期の妊婦に対しては、ワクチン接種後に発熱があるならば、解熱剤を服用するように推奨されており、ワクチン接種後に流産し他とかそれ以外の影響に関する報告は全く受けていない。勿論全く無いとも言い切れないのだろうが、個人的にはそのような報告は聞いていない。多くの妊婦が接種を受けており、特に先日胎児も感染したという残念なケースが起きたり、妊婦が感染で重症化するというニュースを聞いてからだ。胎児が感染するのは稀なケースだが、ワクチン接種によって防ぐことは出来る」。

 妊婦が大勢ワクチン接種を受けに来たのも、約2か月前に産婦人科助産婦イスラエル組合と、母と新生児医療イスラエル会社の協力で保健省が発表した文書に於いて、妊婦にワクチン接種を受けることを呼びかけ、世界で収集された情報によると、イスラエルで接種されているファイザー社とモデルナ社のワクチンは、母体と胎児にも安全であると決定したことが関係している。

 「産婦人科組合と保健省は、妊婦は妊娠後期から接種を受けるのは確実であると決定した」とレウミット保険会社社長ハイム氏は語った。「それ以外でも、特定の医療状況ならば、ワクチン接種は妊娠初期でも可能である」と語っている。現在まで妊婦の半分がワクチン接種を受けたとハイム氏は語っている。「妊婦へのワクチン接種の効果性も素晴らしく、安全性も高い。もしそれ以外の証拠が必要であるならば目の前にある。残念ながら現在コロナ感染病棟には、数十人の妊婦が中等と重症で入院しており、全員ワクチン未接種者だ。妊婦が全員接種を受けるのはとても重要であり、自身と胎児を守ることが出来る」と伝えている。

 クラリット保険会社中央地域産婦人科医療分野責任者のイスラエル医師は、「妊娠を希望している女性はワクチン接種に興味を持っており、妊娠初期の妊婦には大きな迷いがあると思う。胎児の体が発達している期間なので、妊娠期間いつでも接種は受けられるという明確な推奨があっても迷いがあるが、ワクチンが何か影響を及ぼすという生物学的ロジックは無い。妊娠初期の妊婦は20%しか接種を受けていないのに対し、中期と後期は既に接種率が80%にまで達している」。

 「接種を拒否する妊婦もいると思うが、多分40%もいるとは思えない、何故なら妊娠中期以降の妊婦の接種率をみれば、全く状況が変わってきている」とも語った。

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