この熱波は週末まで続くと予想され、火災が懸念されており、電気会社によると史上最大の電気消費が記録された。
週末までイスラエル全土で40〜44度まで気温が達すると見られており、今日(18日)の13時ではテルアビブで42度、ベテシャンで44度、最高はキブツ・ギルガルの45度が観測された。
今回は幾つかの要素がこの熱波を生み出しているとのこと。上空にある高気圧が地上に空気を押し込んでくる。この乾燥した熱い空気に低空を流れる東風、ヨルダン、シリアとサウジアラビアの砂漠からの風と混合し、今回のような珍しい長期間の熱波現象を生んだと天気予報士が説明している。金曜日に気温が下がる見込み。
48度以上の最高気温が予想されているキブツ・ギルガルでは、メンバーの70%が農業に従事しており、この熱波が農産物に多大な被害を出すことに懸念している。農家の仕事は17時以降にならないと始められないとのこと。