自家製シラン(デーツ・ハニー)のレシピ

 イスラエルのナツメヤシは、古代ギリシャの歴史家が残した文書にも記されている。中世時代に、理由は分からないがイスラエルのナツメヤシが消滅してしまったが、この荒れ果てた地を緑に変えるというシオニズムの試練の一つとして、20世紀初頭にナツメヤシがまた聖地に復活した。

 シランのオリジナルはイラクで、1940年代にイラク系ユダヤ人によってもたらされた。準備方法はナツメヤシを調理してろ過するだけ。食感は液体で、味は蜂蜜よりマイルドで甘く、他の甘味料とは異なり、最も食物繊維を含んでいる点が独特である。

 ナツメヤシは多様なミネラルとビタミンが豊富な供給源であるために、シランもこれらのミネラルの豊富な供給源となっている。自然保存能力が高いため、冷蔵なしに保存することが可能であり腐ることがありません。過去数十年間でグルメ・キッチンではシラン(デーツ・ハニー)を発見し、現代イスラエル料理の重要な一部となり、料理やデザートの甘味料として利用されている。シランは料理(詰め物、肉のマリネードなど)に適しており、各種飲み物の甘味料、ケーキやアイスクリームのトピックスとして使用したり、パンケーキのメープルの代用にもなる。


〇自家製シラン

●材料:

 マジュール(Majhol)品種の種付きナツメヤシ 1㎏

 水 3カップ

●調理方法:

1.鍋にナツメヤシを敷き、水を加えて沸騰させる。その後木製のヘラでナツメヤシを少し押し潰し、弱火で約5分間煮込む

2.布オムツか薄いタオルをザルの中に敷き、それをボウルの中に入れてから、調理されたナツメヤシをザルに注ぎ込む。液体がボウルに落ちるまで約5分間待ち、木製のヘラでナツメヤシを押し潰して液体を抽出する

3.最後に布でナツメヤシを覆い、ナツメヤシの残った液体が抽出されるまで絞る。抽出された液体を鍋に移し、シランがトロリとなるまで弱火で約30分間調理して液体を蒸発させ、冷ましてから入れ物に移し、棚や冷蔵庫で保存する


 調理後のナツメヤシは捨てず、それを利用してナツメヤシとナッツのクッキーを作る材料にもなる。ナツメヤシとクラッシュ・ナッツ、クラッシュ・ペカンナッツ、クラッシュ・ピスタチオ、蜂蜜少量、チョコレートかカカオをボールで粘り気が出てくるまでよく混ぜる。生地を長いロール状に丸め、サランラップに包んで約2時間冷凍する。冷凍庫から取り出し、少し厚めにスライスして完成。

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