百万人に近づく:2020年度エルサレム人口95万2千人


 このデータによると、過去10年間でユダヤ人女性の出産率が上昇し、エルサレムでもイスラエル全国でも同様で、それに反してアラブ人女性の出産率は急激に減少している。ユダヤ人女性の平均出産率は2.9人から3.0人に上昇し、アラブ人女性の平均出産率はエルサレムで3.9人から3.2人へ減少、イスラエルでは3.5人から3.0人へ減少を記録した。

 このデータによると、2019年にエルサレムへ移住した新規市民は1万1,900人、エルサレムから離れた市民は2万100人であり、エルサレムの居住地間移住バランスはマイナス8,200人となっている。このデータによると、特にエルサレムへとエルサレムから移住した市民はユダヤ人であったとのこと。その内の39%(7,900人)はエルサレムの郊外に移住、テルアビブ郊外には36%(7,200人)が移住している。

 エルサレムから移住した先の6大都市はベイトシェメッシュ(2,140人)、テルアビブ(1,730人)、ベイタル・エリート(920人)、ツールハダッサ(810人)、ブネイブラク(770人)、ギブアット・ゼエブ(700人)となっている。エルサレムへ移住してきた数が多い都市順は、ブネイブラク(780人)、ベイトシェメッシュ(730人)、テルアビブ(570人)、アシュドッド(390人)、ギブアット・ゼエブ(380人)、ベイタル・エリート(360人)、マアレーアドミーム(350人)となっている。

 このデータによると、2018年度のエルサレムの月平均収入は8,800シケルで、イスラエル全国と比較すると低い収入となっている。エルサレムの女性の平均収入は7,700シケル、男性は9,800シケルとなっている。

 仕事場への足は?このデータでは、エルサレム市民が仕事場へ到着するには公共機関(バス、サービス・タクシー又は電車)が高く、20歳以上の30%が利用し、ハイファでは26%、テルアビブでは19%、イスラエル全体では18%となっている。エルサレムのユダヤ人市民の33%が公共機関を利用し、アラブ人市民は19%のみとなっている。

 教育に関しては、国立学校での生徒数は1%減少(3万1,300人から3万1,100人へ)、国立宗教学校では7%の上昇(3万人から3万2,000人へ)が記録されている。

 2015年から2020年の間に、エルサレムの3.5~4部屋(日本でいう2.5~3LDK)の平均値段は約15%上昇した。去年首都のこの規模のアパートは226万シケル(約6,780万円)であった。イスラエル全国のこの規模のアパート平均値段は156万シケルである。

 インターネット普及率に関しては、エルサレムの20歳以上の86%が自宅でインターネットに接続している。イスラエル全国のインターネット普及率は95%、テルアビブは99%、ハイファでは98%となっている。エルサレムでの普及率が低いのは、ユダヤ教徒の住民数の高い率が関連しており、彼等はインターネットに接続しない。

 エルサレム研究所所長のリオール氏は、「コロナ禍の年と最近起きている事件などは、イスラエルの首都が多様な顔を持っていることを表しており、全国的、宗教的、社会的の側面で非常に異質であり、特にエルサレムでのプロセスやイベントが、政治的重要性と全国的なプロせずへの影響を与えるものである。多くの側面でこの町のプロセスや傾向は、イスラエルの国全体で数十年後に起きることより先に進んでいる。この意味は、エルサレムがイスラエルの「国立研究所」的存在である」と語った。

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