朝日と夕日が展望できる最高の場所

 朝日と夕日はどちらがロマンチックか。北から南まで、朝日と夕日が最高に展望できる場所のリストを作成してみた。シートマット、ブランケット、コーヒーセットに簡単なピクニックの用意をしたら出発しよう。

◎北部

アフジブ・ビーチの夕日

 西ガリラヤのビーチ、アフジブ国立公園とロッシュ・ハニクラの中間に、イスラエルで最も美しい海岸線の一つがあり、孤立した場所で人があまりいない。岩場の浜辺に波が当たり、正面には梯子状になった丘が景色を塞いでいるが、そこから海に降りられるようになっている。自然保護協会のアフジブ野外学校駐車場に到着し、そこから北に向かって歩いて砂辺に座れる場所を見つけるか、岩場に座って素晴らしい夕日を見ることが出来る。

 又はアフジブ国立公園の駐車場へ行き、国立公園とロッシュ・ハニクラのビーチをつなげているトレイルが海岸線に沿ってユダヤ国家基金によって建設され、赤色の印のトレイルとなっている。そのトレイルに沿って車が通れる道もあり、入場は無料である。

●ガリラヤ湖西岸の日の出

 国家の湖では、素晴らしい日の出と魔法のような日の入を楽しめることができ、何処にいつ居るかが重要である。ガリラヤ湖の西岸は美しい朝日が見られる東側へ視線を移すことができる。湖西岸のガリラヤ湖市民組合の静かなビーチの一つで見るのを推奨する。ティベリア南部のシュケミーム・ブリンキー・ビーチ、キブツ・ゲノサル北部のノース・ハバクック・ビーチ、又はガリラヤ・グループ北部のツィンベリー・ビーチだ。徒歩でビーチに入場するならば無料で、車の駐車料金はビーチでの滞在時間に沿って課金される。

●ガリラヤ湖東岸の夕日

 もし日の出より日の入のタイプの人達ならば、ガリラヤ湖の東岸が最適だ。ここでも同様にガリラヤ湖市民組合の静かなビーチを推奨する。東岸では、ドゥギット・ビーチアルキーム・レブヌン・クルシー・ビーチツェエロン・ビーチゴラン・ビーチゴフラ・ビーチローテム・シザフ・ビーチ、又はキナール・ビーチ(海水浴場とは別)。これらのビーチへの徒歩入場は無料で、車の駐車料金は滞在時間に沿って課金される。エン・ゲブの港に新設された「ミフガシュ・ハダヤギーム」レストランで、湖岸の近くでロマンチックな夜を楽しむのも良い。

フーラ湖の朝日

 夏にフーラ湖は遅く開設されるが、渡り鳥が数千匹いる季節の冬には、特別な朝日見学旅行を提供してくれる。朝日に光るフーラ湖の景色、黒土を覆っている白い朝の霧、出てくる朝日を背景に飛ぶ多数の渡り鳥の景色は特別である。フーラ湖への入場は有料で、朝日検月ツアーにも追加料金が発生する。

ビリヤ要塞の夕日

 ビリヤ要塞は、ユダヤ国家基金によって1945年にビリヤ・フォーレストに建設され、イギリス委任統治軍がユダヤ人の土地購入の制限に対する抗議の一部として、またこの周辺の入植の基礎石や付近のユダヤ人居住区への守りとして建設された。今日この要塞は国家遺産と現地の歴史を紹介する博物館となっており、要塞の上は素晴らしい展望台で、夕日の時間帯に来るのをお勧めする。入場は無料だが、16時以降の入場は事前予約が必要である:04-6922433

 ツファット方面から来る方が近い。ツファットへのメイン・エントリー(8900号線)から森へ向かう舗装道路がある。約1.6km走って右に曲がれば要塞だ。

ハボニーム・ビーチの夕日

 ハボニーム・ビーチは自然保護地区で、ハカルメル・ビーチ自治体の管理となっている。この海岸線は絵画のようで、イスラエルで最も岩場で美しい場所であり、砂を隠すほどの魔法のような貝殻が覆っていて、水の中にはイソギンチャクが見られる。この自然後補地区では長さ約2kmの円周トレイルがあり、特に夜の時間、地中海に沈む夕日を座って見るのが最高である。

 南部駐車場から歩き始め、海砂丘の展望台に向かって上って行き、途中で狭くて深く沢山の貝殻が山積みになっている「貝殻湾」を通り、自然保護地区に沿ってある湾岸が見渡せる展望台にまで続き、南にはテル・ドール国立公園と北にはテル・ナミが見渡せる。この展望台から南へ歩くと青い洞窟に到着し、夕日で美しく青く染まる為にこの名前が付いた。そこから湾岸に沿って歩いて行くと、大きな貝殻湾、砂カニ湾と隠れた湾に到着する。最後に海岸近くで座礁した沈没船が見える「開花の丘」があり、その船の二つの部分が海砂丘の真正面に突出している。そこから駐車場で戻っていく。

 この自然保護地区には20時まで滞在することが出来るが、入場は19時までだ。入場料は大人22シケル、又は車は36シケル。コロナ禍では、自然国立公園局のHPで事前予約する必要がある。

 4号線をハボニーム交差点まで走り、ハボニーム村方面の西へ曲がる。村の入口前に右へ入る砂利道があり、T字路に到着したら左折し、道路に沿って走ると途中で線路があるので注意して横断し、そこから砂利道を進んでいくと最後に自然保護地区の入口に到着する。

ジャッサル・ア・ザルカ・ビーチの夕日

 カイザリア北部にあるジャッサル・ア・ザルカ・ビーチの夕日が、美しい場所の一つだ。車でジャッサル・ア・ザルカ村を通ってビーチに到着するか、カイザリアの水道橋に沿って(約2km)歩いて行くと、漁師の村の小さい漁船が揺れている港に到着する。入場は無料。

◎中央部

アルスーフ要塞の夕日

 アポロニア国立公園はアルスーフ都市の遺跡の上にあり、紀元前6世紀から4世紀にフェニキア人によって建設された。この町はいくつも支配を経て、十字軍時代には大きな要塞となった。1265年にマムルーク王朝のバイバース王が落とし、40日間の兵糧攻めで落城させて以来、この場所は廃墟と化した。

 夏になるとこの国立公園は21時まで開いているので、海に沈んでいく美しい夕日が見られ、古代の要塞の上にある崖から見ることが出来る。入場料は大人22シケル。コロナ禍では自然公園局のHPで事前予約する必要がある。

ブリタニヤ・パークの夕日

 ユダ地方のブリタニア・パークでユダヤ国家機関が植樹した森林に、エラの谷と海岸線が見渡せる、美しい景色が見える素晴らしい展望台がある。夕日の時間帯に海に向かって落ちていく夕日を見ながら、ロマンチックなピクニックをしてみるのもいいかも知れない。入場は無料。全ての展望台を通る電動のイージーライダーに乗りながら、公園と谷のトレイルを見学できるサービスを利用することも可能だ。詳細はこちら: (ヘブライ語版)

古代シロの夕日

 伝説では、ゲバで起きた妾事件で兄弟戦争となり、その責任を負わされて絶滅されたビニヤミン族の男性と、イスラエルの民の女性が結婚しても良いと許可されたのがアブの月15日目とされている。しかし他の部族は自分達の娘をビニヤミン部族の男性に与えたくなかったため、生き残ったビニヤミン部族の独身の若者達は白のブドウ畑に向かい、そこで現地のお祭りの習慣として、白い服を着て処女がアブの月15日目に踊るという行事があり、気に入った女性を連れ去ったという話が聖書にある。

 イスラエルの統一王朝が設立される以前の時代では、シロはイスラエル部族の首都であった。今日この遺跡には、聖書時代の町の遺跡とされている場所にビジターセンターが建設されており、音と光のショーで構成された古代シロに関する素晴らしい映像が現地で見ることが出来る。

◎南部

アシュドッド・ヤム要塞の夕日

 アシュドッド市の南部海岸線にあるアシュドッド・ヤム要塞は、今から約1,400年前に建設されたものである。この要塞も色々な時代を通じて建設や破壊を繰り返し、1,260年には最終的に見放され、ずっと廃墟としてゴミ廃棄やホームレスの住む場所と変わっていった。アシュドッド観光局と考古学局が多大な投資をして要塞の復興と保存作業を行い、城壁の間や展望台テラスから海が見れる美しい展望台へと変わった。

テル・アシュケロンの夕日

 テル・アシュケロン国立公園の巨大な敷地には様々な可能性が秘めており、その中にはイスラエルでも美しい夕日の一つである海岸線、考古学遺跡、トレイル、設備された海水浴場や綺麗な芝生がある。またテル・アシュケロンにはキャンピング場もあり、波の音を聞きながらテント泊することも可能だ。入場料は大人28シケル。コロナ禍では自然公園局のHPで事前予約する必要がある。

ハベソール・フィールドにあるカシヤの木の夕日

 ネゲブ砂漠北部の空は、色が濃くて力強く、特に朝日と夕日にそれが顕著となる。その写真を見るとフォトショップで作成したような印象を与えるが、そうではない。信じられない人は、エシュコール・パークからキブツ・ツェエリームまで約18km続いているユダヤ国家基金が建設した景色道であるハベソール道路に夕日前に来る必要がある。夕日の時間帯にテル・シャルハンの近くにいれば、その麓には一本のアカシアの木が生えており、その木の背景に落ちていく夕日はとてもロマンチックで美しい。

 241号線を北から進んでいくと、景色道への標識があるのでハベソール道路に到着できる。南に向かってゆっくりと走行すると、右側にアイン・ハベソール村が見えてきて、正面に小高い丘が見えてくるのがテル・シャルハンだ。その道をそのまま南へ進んでいくと、222号線へとつながっている。入場は無料で、普通自動車でも走行可能。

マサダの朝日

 マサダは朝日の展望場所として、イスラエルで最も有名な場所である。ヘロデ大王の要塞宮殿は、ユダの荒野の崖の真ん中に建設され、死海が見渡せるようになっている。要塞内では全域を見渡せる美しい展望台が何か所かあり、太陽が昇る時にその景色がまた力強く見える。東を見ると死海とモアブ山地が見え、西にはユダの荒野、マサダ川とローマの斜道、南にはハヘエテキーム崖とエリエゼル山、北の宮殿からはユダの荒野のハヘエテキーム崖、死海の海岸線、ツェエリーム泉へ向かう古代の小道などが展望できる。

 死海から上る日の出を見るためには、日の出30分前に開く西側にあるローマの斜道を歩いて上ったり、日の出1時間前に開く東側にある蛇の道を歩いて上っていた。金曜日と土曜日の朝5時にだけロープウェイで上まで行けるサービスも開始した。

 入場は大人31シケル。ロープウェイは別料金。コロナ禍では自然公園局のHPで事前予約する必要がある。

エン・ゲディの夕日

 早朝に起きてマサダで日の出を見るのがしんどい人は、そこから少し離れたエン・ゲディで夕日を見るのも良い。エン・ゲディは死海の東側にあるので沈む夕日は見えないが、夕日の時間帯にはエン・ゲディの対岸にあるモアブ山地が真っ赤に染まり、死海の青と一緒に見ると素晴らしい景色となる。自然保護協会のイナブ氏によると、興味のある人はエン・ゲディ自然学校の宿泊施設に泊まれば、ピッキー・メイーリー展望台から綺麗な月がのぼるのが見ることも出来るとのこと。詳細はエン・ゲディ自然学校まで:

アブノン山の朝日と雲の滝

 アブノン山はイェルハム・クレーターにあり標高656mで、この地域では最も高い山頂から朝日を展望することが出来る。日によって景色が澄んでいれば、遠くのエドム山から太陽が昇って一気に眩しくなり、日によっては西側から流れてくる濃い霧に包まれることがあるが、この霧が崖からクレーターの底に向かって滝のように流れ落ちていき、かき消されていく素晴らしい景色が見られる。

 この現象は雲の滝と呼ばれており、特に夏の時期で日中は暑く水分の上昇が激しく、夜中は大地が急激に冷えて湿度が急上昇する。この湿度が霧となり、空気より重たい為にワジなどに溜まってクレーターに向かって風に流されていく。殆どは霧に包まれてしまうが、時によってはその霧に窓が発生し、そこから息が止まるほどの素晴らしい景色が見えることが出来る。

 入場は無料。225号線(イェルハムとクレーター間)からの砂利道を走ると、アブノン山麓の砂利の駐車場に到着するので、そこに車を置いて徒歩で展望台まで向かう。

●ハツィニーム崖の朝日と夕日

 ネゲブ砂漠の美しい展望台の一つは、ハツィニーム崖にあるチン谷への展望で、ダビッド・ベングリオンと奥さんのポーラの墓の隣にある。特に朝日の早朝時間か、夕日の時間帯に最もお勧めの展望台トレイルは、二人の墓の場所から始まって崖の縁を通り、谷の全貌が見える最も良い展望台のドール展望台まで続いている。もし景色が澄んでいれば、エドム山まで見ることが可能だ。運が良い人は、早朝には野生ヤギの群れが崖付近に日中いるのが見られ、夜になると谷の方へ下っていく。入場は無料。

ミツペーラモンの朝日と夕日

 ラモン・クレーターは、イスラエルと世界でも最もユニークな景色が見える地域である。ミツペーラモンを観光する人は、クレーターの崖の淵に位置する砂漠都市有名な散歩道をお勧めする。早朝か午後の遅い時間に行くと、太陽光線が斜めに醸し出す綺麗な景色が見られる。この散歩道は円周ではないが、端から端へ歩いても10分くらいだ。ユダヤ国家基金は、クレーターの淵からぶら下がるテラスも建設し、素晴らしい景色が展望できるようになっている。入場は無料。

●ニクロット貯水池の朝日と夕日

 砂漠で寒い朝と夜の時間帯は、アラバー中央部にあるエイン・ヤハブ村付近のニクロット貯水池で朝日と夕日が見られる最適の時間帯であり、ピクニックしながら良いワインとシートマットがあればロマンチックな雰囲気になる。貯水池には泉から湧き出る水と、冬にニクロット川を流れる洪水が溜められ、一年中水がある。貯水池は現地の鳥や渡り鳥、その他の動物も引き寄せている。

 90号線を南に進んでエイン・ヤハブ村に入り、入口で左折して居住区のフェンスに沿って行くと、シャローム・ロードの北側出口に到着する。約2km走ると左折して大きなポンプ場があり、貯水池が展望できるアンテナまで登っていく。そこに駐車できるスペースもある。

 他にこのアラバーでは、朝日か夕日、夜中のサファリ、星の展望や、見学ツアーをゴルフカートで現地見学できるようになっており、「アラバー中部の運転経験」がバギーカーを使用した砂漠旅行や砂漠のど真ん中での朝日か夕日見学を提供している。詳細は:1-800-255007かHPで。

ツファホット山の夕日

 エイラット湾が見渡せる最も有名で美しい展望台がツファホット山だ。しかし殆どの人が日中に訪れており、夕日の時間帯に太陽が背後にあって、ヨルダンの山々を黄金色に染められるのは素晴らしい景色であるのを知らない。自然保護協会のドブ氏によると、イスラエル南部の一番ロマンチックな場所の一つで、夕日を見ながら周りが美しい色に染まっていく場所に二人だけで過ごしたいカップルにとって最適であるとのこと。車で行けるようになっており、駐車場から展望台まで歩いて数十メートルだ。

●エイラットの夕日

 地中海では太陽は海に沈んでいくが、エイラットでは山に沈んでいく。海岸線の中でも最もお勧めなのは静かなEAPC(カッツァ)ビーチで、50年間EAPC社がこの場所を固有していたが、数年前に一般公開された。

 もう一つの選択肢としては、町の入口にある野鳥パークの朝日か夕日見学に参加するのも良い。入場は無料。

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