昨日は新規陽性者数が1,434人となった。約6万4千件のPCR検査で陽性率は2.3%となっている。毎日1千人以上の新規陽性者数が過去8日間連続している。この状況の結果、コロナ閣議は来週日曜日の午後に会議を開く予定となった。
諜報部の報告書によると、第三波の入口にいると記されている。感染係数は1.2となっており、報告書には「階層、年齢、地理的に於ける感染状況は拡大しており、これ以上の緩和継続を行うべきではなく、既に緩和したものも元に戻さなければ感染状況の上昇は防げず、コントロール不可能となる恐れがある」と記されている。
他にも「現状の感染拡大率に沿った感染状況の拡大による代償の可能性としては、以前の状況に戻すためには2日に一度封鎖をしなければならないことが要求される」とも記されている。
国内の病院では537人が入院しており、その内重症者287人、呼吸器付101人となっている。急減少していた呼吸器付の人数も上昇し始めている。死者は2,891人となった。現在感染者数は11,761人、その内全体の約15%に当たる1,727人がエルサレム、ナザレ482人、ハイファ385人、テルアビブ319人、シュファルアム255人、ウム・エル・パッヘム228人、ラハット200人、ペタフティクバ192人、ベエルシェバ186人、サクニン183人、ホロン181人、アシュドッド165人、マジュダル・クロム158人、タイベ153人、ブネイ・ブラク152人、マジュダル・シャムス152人、リッション・レツィヨン151人、ロッド146人、ネタニヤ136人となっている。
保健省局長のヘージー教授は、今回の感染悪化に伴い、ハヌカ祭中の夜中外出禁止令や一時封鎖の可能性を含む追加規制を推薦する予定である。ヘージー教授の想定によると、検査を受けていない人達も考慮すると、イスラエル国内には70万人から1百万人の感染者がいるとみている。保健省のデータでは約34万人しか累積感染者数として数え上げられていない。「全体的な感染上昇が見られる。イエロー・シティーよりレッド・シティーが増加している。26都市がレッド、28都市がイエローで、感染全体の40%を占めている」とも述べた。