昨日の新規陽性者は1,023人、陽性率は2%以下

 10月9日土曜日は、1,023人の新規陽性者が判明し、7月24日以来の最低数となった。合計約5万2千件のPCR検査が実施され、陽性率は1.99%となっている。これも7月末以来の最低値となっている。保健省のデータによると、全国の病院には674人の感染患者が入院しており、そのうちの463人が重症者で、一昨日の夜から変化はない。186人が呼吸器付となっている。

 重症者のうちの345人が未接種者、70人がブースター未接種者、31人がブースター接種済みとなっている。それ以外の患者の情報は公表されていない。このデータによると、重症者の77%以上は未接種者で、7%のみがブースター接種済みとなっている。

 60歳以下の重症者の間では、176人が未接種者、21人がブースター未接種者、7人がブースター接種済みとなっている。60歳以下の重症者の86%以上が未接種者であり、ブースター接種済みは約3.5%となっている。

 イスラエルの現在感染者数は約2万8千人で、エルサレム2,610人、テルアビブ903人、ベエルシェバ702人、ラハット684人、ブネイブラク613人、ネタニヤ548人、ペタフティクバ532人となっている。

 昨日の新規陽性者の44%は11歳以下で接種未対象となっており、12%が12~18歳、60歳以上は6%であった。新規陽性者のうちのアラブ人の割合は今でも高く、現在41%となっている。

 昨日は7人死亡し、そのうちの5人が未接種者、2人がブースター未接種者であった。合計7,904人が死亡し、第4波の現在までの合併症による死者は1,472人に至っている。保健省のデータによると、9か所の居住地がレッドとなっており、そのうちの8か所はアラブ人居住地である。フーラ、ラキア、アルアラ、イルートなどだ。ユダヤ人居住地で唯一レッドなのはキリヤット・ヤアリームである。

 昨日はジャルジリヤの16歳男児のエデン氏がポスト・コロナ症状(PIMS)の合併症で死亡し、その兄弟のムハマッド氏は、「エデンはコロナにかかったことがない。病院に行く前にコロナ検査をしたが、陽性では無かった」と語っている。

 エデン氏は未接種者であり、先月クファルサバのメイール病院に入院し、エクモに接続されており、その後ペタフティクバのシュナイダー病院へ搬送され、そこで死亡した。シュナイダー病院によると、抗原検査で男児は陽性であったが、遺族はそれを認めていない。

 「エデンは元気で病気になったこともない。突然発熱し、呼吸困難に陥った。ファミリードクターに診察してもらい、コロナ症状だと判断された。ロッシュハアインで検査を受け、結果は陰性であった。その翌日もエデンの容態は良くならず、ファミリードクターは、ロッシュハアインで点滴を受けさせたが、それでも状態は改善されなかった」とムハマッド氏は語った。

 「母親が薬を与えても改善せず、医師に連絡して心臓に問題がありそうだと伝えた。医師は”俺が医者だ”と怒鳴ってそのまま薬を投与するよう伝えた。母親は3~4日間薬を与えたが、全く容態が改善されなかった」。

◎何故接種を受けていないのか?

 「シュナイダー病院では、接種した子供が入院していて、心臓が動かず最悪の状況だ。ワクチンを受けると容態が最悪になる。エデンが接種を受けていないことに後悔はない。メイール病院では検査して、点滴を投入し、これはポスト・コロナ症状だと言われた。エクモがあるか聞いたが無いと言われた」。

 「エクモがあるシュナイダーか、ベーリンソン病院へ搬送するよう依頼した。もし搬送したら死ぬとも言われたので、そのまま動かさないことを同意した。4~5時間後に病院から電話があり、容態が悪化したのでシュナイダーに搬送すると言ってきた。搬送すると死ぬと言っていたのに何故今更と質問した」。

 「弟は一度も病気になったこともなく、とても強くて健康だった。毎日学校に通って帰宅する、とてもいい子だった」と語っている。

 PIMSは稀であり、コロナに感染してから数週間後に子供に現れる症状である。その症状は殆どが発熱と腹痛で、リアルタイムでそれを診察するには非常に困難であり、この症状を発症した子供達が病院に入院する時には、殆どが重症者となっている。命の危険を伴う病気であり、心臓に負担がかかる場合もあり、一部の子供達はエクモに接続される必要がある。

 シュナイダー病院の心臓集中治療科上等医師のオッフェル医師は、「この少年はメイール病院で我々のチームによってエクモに接続され、よりサポートが必要となったので4日後にシュナイダー病院に搬送された。この病気が引き起こす多臓器不全を伴い、脳、心臓、肺に障害があり、腎臓と肝臓不全も引き起こしていた。実際には全ての体内器官が障害を受けていた」と説明した。

 オッフェル医師は、10日後に医者達が少年をエクモから切り離すことを決定し、これ以上必要ないと理解した。「炎症器官を制御して守る為に、多くの免疫抑制剤を与えるので感染のリスクも高まる。PIMSを発症した子供達は少なくはなく、呼吸器付となっている。とても困難な病気だ。この数週間で、この症状を伴った入院例が上昇しているのを見ている。この少年の容態は不安定で、エクモに接続されている患者は、病気だけではなく、エクモ自身の合併症を苦しむことになる。炎症系の反応を治療するのはとても困難だ」と語っている。

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