昨日の新規感染者数は5,153人で、約7万8千件のPCR検査中陽性率は6.6%となっている。また保健省によると、昨日だけで134,226人がワクチン接種を受けたとのこと。ワクチン接種と同時にユーリー保健大臣は、イギリスの変異種に関しても語った。「ワクチン接種競争には勝っているが、残念ながら変異種に対しては負けている。感染者拡大の現状は、一般市民の健康を第一優先と義務付けられている政治家達が懸念する状況である」とも語った。
全国の病院の入院患者数は1,314人、重症者731人、呼吸器付201人、死者は3,416人となっており、昨日だけで12人死亡した。今月1月の4日間だけで69人が死亡、去年12月だけで472人が死亡しており、平均1日約15人が死亡している計算となる。
現在感染者数は49,643人、エルサレム9,719人、ブネイブラク2,056人、テルアビブ1,508人、ハイファ1,316人、アシュドッド1,298人、モディイン・エリート1,241人、ベイト・シェメッシュ1,191人、ペタフティクバ1,124人、ナザレ842人、ベエルシェバ802人、ベイタル・エリート790人、リッション・レツィヨン714人、ホロン691人、ネタニヤ655人、レホーボット521人となっている。
先週だけの累計新規感染者数は38,228人で、平均1日5,461人となっている。第二波の時9月末から10月初旬には、1週間で9千人以上の新規感染者数で、1週間で累計39,624人、1日平均5,660人であった。しかし3か月前から比べると、PCR検査数が格段に増加している。
オックスフォード大学によると、人口に対する新規感染者数では、イスラエルは世界で3番目に位置している。アメリカとイギリスが少ない割合でイスラエルより上だ。イスラエルの下にはキプロス、リクテンスタイン、アイルランド、アンドラ、リトアニア、オランダ、パナマ、モンテネグロ、モナコ、レバノン、チェコとスロバキアとなっている。百万人の人口に対する過去1週間の死者数でイスラエルは23位である。イスラエルより上にはスロベニア、クロアチア、ラトビア、ハンガリー、チェコ、アメリカ、イギリス、イタリアやパレスチナ当局がある。
明日コロナ閣議が持たれる予定で、三度目の封鎖の枠内で規制の引締めに関して話し合われる。ネタニヤフ首相は1週間から10日間の完全封鎖に賛成しているが、ベニー国防大臣は学校の封鎖には反対している。既に幾つかの行政区では、感染拡大を懸念して教育施設を独自で閉鎖したところもある。