今朝の保健省発表によると昨日の新規陽性者数は2,802人で、8万件以上のPCR検査で陽性率は3.5%であった。入院患者数も上昇して705人、重症者400人、呼吸器付150人、死者3,033人となっている。感染係数は全体で1.28、ユダヤ教徒は1.58となっている。
近日中に「規制引締め」に移行することをコロナ閣議が決定した基準に達する様子である。基準は平均1日2,500人以上の新規陽性者数で、全ての商店、ストリート・ショップ、市場、ショッピングモールの閉鎖や、レッドとオレンジ・シティーの教育機関(幼稚園から4年生までは除く)の閉鎖と交通機関の50%削減を含んでいる。
保健省では全ての海外の国々をレッド・カントリーに指定し、海外から帰国する者全員が自主隔離に入るよう要請する予定だ。保健省の予想では、この提案は外務省や政治関係者達からの強い反発を生むと見ており、保健省内部からも反対の声が上がっている。
保健省のデータによると、12月に海外から帰国したイスラエル人の内245人が陽性者であった。30人がアメリカから、26人がUAE、16人がトルコ、27人がウクライナ、11人がろしあ、8人がオランダ、4人がイギリスやその他の国々から帰国している。
保健省は昨日ワクチン接種の優先順番を発表した。最初にワクチンを受けるのは病院の医療関係者、その後保険会社治療所、個人治療所と歯医者。その後精神科病院、看護学生、救急隊員や救助隊員という順番となる。その後に養老院従業員、介護士や60歳以上の成人。それ以外の老人は保険会社治療所の決定に沿ってワクチンを接種する。その後には糖尿病、COPD、高血圧などの持病持ちの者。
コロナ回復者、妊婦、授乳中の女性、産後の女性、アレルギー体質の者、妊活の女性や16歳以下の子供は現時点では接種を受けない。コロナ閣議では、エイラットと死海をグリーン・アイランドとして来年1月16日までその有効性を延期した。