イスラエルでは今晩(27日)から戦没者記念日が始まる。今日の夜20時と明日の朝11時に23,816人の戦没者達を追悼する1分間の黙祷サイレンが鳴る。嘆きの壁広場でのリブリン大統領による追悼式は、無観客でインターネットなどで放送され、大統領は市民に対し国家斉唱は各自の自宅のベランダで歌って欲しいと伝えている。
コロナの影響により今年は遺族でさえも墓地に行くことは禁止されており、今日16時から軍人墓地も立ち入り禁止となる。
明日(28日)の日没から72回目の独立記念日だが、28日の17時から29日の20時まで公共機関は止まり、不急不要の外出や買い物も禁止され、過越祭と同様の封鎖が実施される。
毎年恒例の独立記念日行事の一つであるイスラエル空軍のアクロバット飛行は、今年は医療関係者に敬意を表して各都市の大病院の上空で行われる。