感染拡大の結果、パレスチナ当局も夜間外出禁止令

 パレスチナ当局は今日、イギリス変異種の拡大によって感染状況が急上昇したことから、西岸地区でのパレスチナ市民に対する規制を戻すと発表した。ここ最近パレスチナ人の新規陽性者数は、毎日1千人以上を超えていた。

 新しい規制の枠内で、パレスチナ首相ムマハッド氏は、毎日夜19時から翌朝6時までの車の移動禁止、週末の完全封鎖とイスラエルアラブ人のパレスチナ当局地域への出入りは禁止となる決定を発表した。不要な商店は毎晩閉鎖されるとのこと。

 また結婚式と葬式の催行禁止が決定した。またエルサレムを含んだ地域間の移動も禁止となる。自治政府、娯楽施設、喫茶店、レストラン、大学、研究所は通常より50%縮小して活動することが決定した。

 これらの規制は明日(2月28日)から有効となり、現時点では12日間実施される。ムハマッド首相はワクチンにも触れ、当局とは関係のない理由で供給が遅れていると伝えている。ワクチンの最初の供給は3月の第1週目に予想されている。

 先週パレスチナ保健省は、イスラエルが国内で労働しているパレスチナ人労働者10万人をイスラエルが接種すると発表した。イスラエルとパレスチナ保健省上層部が今朝専門的なレベルでの会議を行った結果、ラマッラとの同意が取り付けられたとのこと。

 パレスチナ保健省は、ヘジー教授、シャロン教授とナフマン教授などの会議参加者達に対し、パレスチナ接種証明書を承認することを依頼し、変異種の拡大を防止するための専門レベルでの協力を取りまとめた。

 イスラエルで労働しているパレスチナ人の接種問題は、パレスチナ当局からの圧力により長い間イスラエル側で検討されており、毎日パレスチナ地区からイスラエルへ移動する労働者達を接種しない免疫学的理論はあり得ないと主張してきた。現在政治レベルの許可待ちとなっている。イスラエルの関係筋によると、この問題を支援する肯定的な姿勢があり、検討中であると伝えている。

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