完全封鎖は日曜日朝まで延長するが、教育施設は普うsのまま。このような妥協案が長時間の閣議の結果決定した。保健省の指標によると、来週日曜日には接客の無い職種、美容院やネイルサロンのような一対一の職種、B&B、レストランとお店のテイクアウトが再開される。日曜日の閣議で今後の計画の詳細が話し合われる予定である。
●日曜日朝7時から解除される内容:
・外出距離制限1kmと、他人の家の滞在禁止解除
・接客無しの職種再開
・一対一の職種再開
・お店とレストランからのテイクアウト許可
・核家族対象のB&B再開
・オープンスペースの自然公園保護地区再開
・幼稚園や保育園に再開に関しては、教育省と保健省間で話し合う予定
昨日の新規陽性者数は7,439人、重症者1,040人、呼吸器付315人、死者5,001人となっている。人口の50%以上が1回目の接種済みであるが、若者の世代での接種速度が落ちていることを保険会社では懸念している。
接種作戦は昨日16歳以上の全国民が対象となったが、1日の接種数の劇的な減少が続いており、変異種の拡大、新規陽性者数と重症者数の減少が見られない現状でも変化がない。保健省のデータによると、人口の36.3%が1回目の接種済み、21.1%が2回目の接種済みとなっている。16歳以上の対象者の329万9千人が最低でも1回目の接種済みで全体の50%以上、また約40万人の感染回復者を含めると、イスラエルの16歳以上の対象者の55%がコロナウイルスから何らかの形で保護されていることになる。
・16歳以上の対象者:51%接種済み、4%感染回復者、45%未接種
・人口に対する接種者数:330万人最低でも1回目接種済、40万人感染回復者、285万人未接種、275万人16歳以下の子供
しかしこの数値には、1回目の接種を受けたが2回目の接種を受けていない人達も含まれており、免疫獲得は2回目の1週間後となる。また感染回復者を免疫獲得者と判断するのも意見が分かれていて最終的な結論には至っておらず、特に新しいイギリス変異種や南アフリカ変異種の感染拡大も背景にある。
16歳以上の全国民が対象となったことによる保険会社の主な懸念は、若者達の世代での接種速度が停滞することである。「以前より多くの人が来たが、爆発的な状況ではなかった」とクラリット保険会社代表のエフード教授は語った。「若い世代はアプリを使用しているので予約の増加は確かにあった。他の保険会社とは違って、我々は予約が無くても接種しており、接種能力があるので接種したい人には誰にでも接種している。近々接種率も改善されると予想している」と語っている。
「ただ年代が若くなるにつれ、接種に来る数は減少している。多分重症化しないという理由で接種率が低いのだと思う。これも30代の人が”自分は感染しないし、もし感染しても軽症で済む”と思っていることと関連しており、勿論それが間違えているとは基本的には否定できないが、接種していない家族に感染させる恐れがあることを理解して欲しい」とも語っている。
またアラブ人の間でも接種率が低く、自宅看護の患者達も同様であるとのこと。「学校の先生や若い女性達もフェイクニュースに惑わされ、恐怖心から接種を受けに来ない。これらが接種を受けていない主なグループで、そこに我々は努力を注ぎ、接種の説得を継続していくつもりだ」と語った。