保健省によると昨日(26日)は4,174人の新規陽性者が判明したとのこと。呼吸器付も200人となり、新規陽性者率は13.8%で6人に1人が感染していることとなる。1,436人が入院しており、重症728人、死者1,441人で29人が昨日だけで亡くなっている。
累積感染者数は227,100人となっており、現在感染者68,122人。先週だけで41,253人の新規陽性者が判明しており、今年2月から7月までの新規陽性者数の合計数と同等である。イスラエルの人口9,246,000人に対し、累積感染者数は人口全体の2.5%に相当する、別の言葉で言い換えると40人に1人の感染者がいるということになる。
このような感染状況悪化であるにも関わらず、エルサレム首相邸宅付近のデモは昨日も行われ数千人が集まった。21時半以降は騒音の理由で警察がデモ隊からオーディオシステムや拡声器などを没収、零時に向けて警察はデモ隊の解散を要求しほとんどの人達は自主解散した。ソーシャルディスタンスやマスク着用を遵守しなかった150人に罰金が課せられ、5人が取り調べの為に連行された。
デモ隊によると、最高裁判所から23時までオーディオシステムを使用する許可があるにも関わらず、警察は故意的にデモ隊の感情を逆撫でして21時45分に事前通知もなく解体し、それを防ごうとしたデモ隊を暴力的に逮捕し連行したと伝えている。