妊娠9か月目の感染死:重症者妊婦の8人に7人は未接種

 昨日ベエルシェバのソロッカ病院でコロナ感染死した妊婦の結果、保健省のデータのよると、重症者として入院している8人の妊婦の内7人は未接種であり、重症者全体の75%も未接種となっていることが判明した。テル・シェバ在住の45歳妊娠9か月の妊婦が、先日救急車によって病院に緊急搬送されたが、妊婦も胎児も死亡してしまった。

 ソロッカ病院内科と医療センター副責任者のダン医師は、今回の妊婦の死亡により接種を受けに行くことを懇願している。「午後に救急車から39週目の妊娠中である45歳の妊婦の蘇生を行っていると連絡が入った。確認したところ容態は瀕死で、産婦人科と心臓手術チームが待機していた。しかし既に妊婦が到着した時には、残念ながら妊婦と胎児の死亡を確認するしかなかった。全市民に再度言いたい、接種を受けに行ってくれ」。

 過去7日間で約3万5千人のみが1回目の接種を受けた。つまり毎日約5千人しか接種を受けていないということだ。保健省のデータによると、感染状況がワクチンによって改善されたにも関わらず、まだ104万6千人が未接種であるとのこと。

 平行して重症者の数も減少し、現在441人で12月17日以来の最低値となった。203人が呼吸器に接続されている。死者は合計6,196人で、昨日は11人が死亡した。今月初旬からは423人が死亡している。

 新規感染者数も感染率も減少が継続している。今日は零時から現在まで108人の新規陽性者が確認されており、約10,700件のPCR検査に対して陽性率は1%のみとなっている。現在感染者数も減少し、今は8,370人となった。エルサレムは1,408人、テルアビブ369人、ベエルシェバ290人、ネタニヤ243人、ラハット205人、ペタフティクバ203人、ホロン190人、アシュドッド187人、ハイファ179人、リッションレツィヨン168人、アシュケロン159人、ナザレ143人、ロッド139人、ウムエルパッヘム129人、バットヤム128人、ラムレ120人、レホーボット114人となっている。

 しかし医療関係者全員が感染データの進む方向が安定しているとは賛成していない。心臓膜・筋肉病ヨーロッパ組合会長のユダ教授は、「嘆きの壁の祭司の祝福に大勢の人達が集まっている写真を見ると、とても安心してはいられない。未だ400人以上の重症者がおり、その内の半分は瀕死の状態だ。200人以上の呼吸器付もいる。この数字だけでも以前では封鎖が実施される基準であった。感染状況や実効再生産数に改善はみられるが、PCR検査数が少なかった為に、これも安心できる数値ではない」と語っている。

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