大荒れの議論後に妥協案:封鎖は今週金曜日朝まで延長

 ネタニヤフ首相とベニー国防大臣との間の争論後に、完全封鎖は今週金曜日の朝7時まで延長された。ネタニヤフ首相は来週日曜日まで封鎖を延長することを主張したが、ベニー国防大臣はそれに反対し、最終的に金曜日までと3日間の短縮に成功した。今回の封鎖有効期間が無効化する夜中零時寸前に政府で決定が下された。今週の水曜日に政府では、封鎖の継続と封鎖解除戦略に関して話し合われる予定である。

 政府ではまた、イスラエルへの出入国の禁止をもう一週間延長し、来週日曜日と月曜日間の夜中零時までとなった。ユーバル大臣を筆頭に、イスラエル入国に関する特例委員会も設置され、人道的又は特殊な理由のみ入国を可能とする。また世界中から帰国するイスラエル市民全員、今週火曜日から来週日曜日まで、政府の管理するホテルで強制隔離する義務付けが決定された。

 今回の各地は19時から約5時間続き、コロナ総責任者であるナフマン教授は、感染低下が停滞しており、もしかすると低下が停止したかも知れないとのこと。感染係数も1に近いとも伝えている。彼によると、封鎖がイギリス変異種による感染悪化を中和しているとのこと。

 また高いワクチン接種にも関わらず、入院している重症者数の低下に影響が出ていない。しかし入院患者の構成が徐々に変化しており、全てのセクターからのより多くの若者が入院しているとも伝えている。

 総責任者はイギリス変異種、冬の季節とワクチン影響などにより、正確な見通しが出来ないとも伝えている。封鎖の1週間延長は、ワクチンを接種していない人口へのリスクを軽減させるとのこと。また封鎖の解除は、重症者数の明確な減少と病院の入院患者数の減少を確認してからだとも伝えている。

 「イスラエルの盾」専門家チーム代表のラン教授は、封鎖に以前ほど効果が無いと指摘した。「数週間の静寂さを与えてくれた封鎖は、もう既に存在していない」と語った。その理由としては、イギリス変異種と一般市民の行動との組み合わせであるとのこと。

 「以前封鎖が数カ月間の静寂さをもたらしていたが、今ではせいぜい1週間だ。大人の90%が接種を受けたとしても感染は高いままとなる。25%の感染率が継続され、1か月以内には4倍となり、接種者数を上回るだろう」とも語った。

 封鎖解除に関しては二つの選択肢があるとも述べた。一つは感染拡大、医療機関の強化を必要とする重症者の倍増と死亡者数をそのまま受け止めるか、又は感染係数に沿って段階的に解除し、規制違反を徹底的に取り締まるかのどちらかだと提示している。

 保健省市民健康サービス局長のシャロン医師は、若者達の感染状況に関する悲観的なデータを大臣達に示した。40歳以下の25人が呼吸器につけられており、その他に40代の17名もいるとのこと。シャロン医師によると、国の感染者全体の約40%は教育機関が関係していると述べた。

 「イスラエルは最悪な感染の波が来ている。若者の世代の感染上昇とクリティカルな状態がそれを表している。12月初頭には40~60代の呼吸器付は13人であったが、1月末には82人と6倍になっている。40代の感染者に関しては、12月には呼吸器付は誰もいなかったが、1月末には17人にも増加した。エクモも1月末には40歳以下が25人もいる。エクモの3分の2は60歳以下だ」とも伝えている。

 ネタニヤフ首相は、昨日の午後エルサレムの有名ラビの葬式に大群衆が集まったことに関し、「人の密は人の密だ。ユダヤ教徒、一般人やアラブ人とも関係ない。全員が規制を遵守する必要がある。ただしこれを政治的に利用する必要は無く、規制違反者に専念すべきだ。全てのセクターでの人の密を防ぐ必要がある。世界の国々の医療機関が破綻寸前であり、イスラエルでも現在が最大限である。死との競争だ」とも語った。

 事前に葬儀に参加しないよう呼びかけていたにも関わらず、昨日のエルサレムの午後にコロナ感染で他界したラビ・イツハック・シャイナーの葬儀に数千人のユダヤ教徒が集まった後、再度夜の葬儀にも数千人のユダヤ教徒達が集まった。警察も前回と同様に配置された人数は少なく、ただ佇んで見ているだけであった。

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