金曜日の暖かい天気を利用して大勢の人達が海岸に集まった。ただしビーチでの海水浴は解除されていない。テルアビブのビーチでは、警察と市役所との責任のなすり合いによって違反切符は切られなかった。保健省の指示には海での海水浴と50人までの集まりが許可されているが、ビーチでの滞在は禁止されていることが市民に誤解を招いていると市役所では指摘している。
ガリラヤ湖周辺では緊急事態宣言によってビーチが閉鎖されているという理由で、ビーチで過ごしていた数百家族が退去された。「保健省は海水浴は許可しているのに、ライフサーバーがいないことを理由に海水浴を禁止することは不可解。ライフサーバーがいない真冬に泳いでいる人達には注意しないのか?全てくだらない決まりだ」と追い出された市民は憤慨していた。
テルアビブのビーチにいた女性「日光浴は誰の邪魔にもならない。一人だしオープンスペースだからこれらの制限には意味がない。首相や大統領も制限を守っていない」。犬の散歩をしていた女性「この2か月はほぼ家にいた。マスクして距離を取るならば好きなことをさせてあげるべき。これらの制限は家計にも影響し皆貧乏になった。無料でできることまで制限するべきではない」。テルアビブ南部のリッション・レツィヨン市のビーチにいた人達には違反切符が切られた。
保健省の指示によると、ジョギングや散歩などのスポーツを目的としたビーチでの滞在は許されているが、海水浴やビーチでの滞在は禁止されている。