国会がUAEとの条約を承認:「力ある平和」

 イスラエル国会では昨夜(15日)、UAEとの和平条約を120人の議席中80人が賛成、13人が反対、一人が無回答の大多数で承認した。この閣議前にネタニヤフ首相が演説し、「最初の封鎖のように二回目の封鎖も私と友人達と先導し成功した。感染者数を激減させ、人の命を救っている」と封鎖のことに触れ、規制を遵守している市民にも感謝の意を表した。

 UAEとの和平条約に関しては、「今日この和平条約に関する国会討論が持たれたことを感謝する。この平和は空から降ってきたものではなく、25年間私が推し進めてきたことの結果である。この力は世界の多くの国を我々に引き付けている。数日前にムハマッド・ベン・ザイッド氏と話し合った。お互いに心から通じる内容であった。我々は平和の実がなっているのを見ているし、ドバイからの船が沢山の荷物を積んでハイファの港に入っている。平和の利点を見ている。私が先導するイスラエルは平和を拡大するために前進し続け、神のお力によって他の国もそれに参加し、平和が実現して成功することを願っている」と語った。

 その後にまた封鎖に関し、「我々の封鎖が解除される頃にヨーロッパの封鎖が始まると以前断言した。ヨーロッパ諸国の感染は我々を上回ったが、彼らが恐れている手段を我々は実行した。国の完全封鎖には勇気がいる。外野がいつも騒ぐので容易ではないが、我々の決定が正しかった。その努力を無駄にしないように、段階的に、責任を持って、慎重に解除していかなければならない。何故ならまた短期間で三回目の封鎖を迎えることになる。その為に保健省や専門家が用意した規制を遵守することを固執してきた。一日の陽性者が1万人近くであったのが、今では2千人にまで減少し、500人にまで達するのもそう遠い話ではない」と語った。

 「平和は敵と結ぶものというが、そうではない。平和は敵ではなくなった者と結ぶものである。平和を望む者と結ぶものであって、相手の破滅を望んでいる者とは不可能である。ヒズボラがレバノンを実効支配している限り、この国とは和平条約が結ばれることはないであろう。ただし先日から経済海域に関する話し合いがレバノンとも開始し、相互にとって経済的に大きな利益をもたらすものである。もしかするとこの件を通じて将来に、本当の平和を手にすることが出来るかも知れない」。

 「本物の平和とは力から出てくるものであって、弱さからではないといつも信じていた。この地域では強者だけが生き残り、尊敬を受け、弱者は踏みにじられながら強者同士が同盟を結ぶ。私が先導するイスラエルは、危険な撤退をせず、頭を下げることもしない。戦争を避けようとしてへつらうことが逆に危険を呼び寄せる。その為に近年は多くのイスラム諸国が我々と近づくことを望んでいる大きな出来事が起きている。我々の力を見て我々に対する考え方を変えているからだ。数十年間敵として見られていたイスラエルが、今では力強い不可欠な同盟国であると見られているからだ。最もその理由となったターニングポイントは、イランとの危険な核条約に反対することを私が先導したからだ」とも語った。

 「パレスチナ人には過去数年間に何度も彼らに有利な提案をしたが、全て彼らは拒否してきた。もしパレスチナ人の拒否権が消滅するまで待たなければならないならば、今後何十年もかかるであろう。それを待つこと無くして我々はアラブ世界との平和を拡大していく。UAEとバーレーンとも実行し、他の国々とも実行する。私はパレスチナ人もいつかは目を開くと信じている。彼らはいつか我々を壊滅させることを諦め、アラブ世界でも多くの国が始めているように、イスラエルをユダヤ民族の国家として認め、真剣な本当の和解を始めるであろう。その日もいつかはやってくる」と結んだ。

 アメリカの圧力によってスーダン政府もイスラエルとの正常化に関する回答を24時間以内に求められている。もしスーダン政府が承認するならば、国債の削減とテロ国家リストからの削除が見返りとして与えられる見込みである。

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