新規陽性者数と陽性率の減少が継続している。保健省によると、昨日(10月10日)の新規陽性者数は887人、陽性率は7.3%にまで減少し、9月以降初めての最低値を記録した。
もちろん安息日のPCR検査数も減少しているが、土曜日は12,219件のPCR検査が実施された。しかし陽性率が下がっているので、以前のように1日で9千人の新規感染者と15%以上の陽性率から比べると減少が継続しているのは明確だ。
1,563人が入院している中で重症者は825人、呼吸器付214人、死者は1,941人となっている。保健省の予想によると、もし来週の日曜日10月18日までに新規感染者数が2千人にまで下がり、感染係数が0.8以下にまで下がるならば封鎖の段階的解除が開始されるとみている。
専門家達によると、感染係数は既に1を下回って0.91となっている。カホール・ラバン政党と大蔵省では、感染係数の減少条件まで付け加えると、市場再開が10月末又は11月初旬まで延期される恐れがあると考えている。遅くとも来週までには第一段階を直ちに実施するように要求している。
現時点での指標によると、来週には0歳児から6歳児までの幼稚園と保育園が再開されるが、感染悪化都市は除外されている。感染悪化都市も104都市から45都市まで減少したが、未だブネイ・ブラクやモディイン・エリートの状況は最悪、エルサレムやアシュドッドも含まれており、昨日の新規陽性者数の55%は感染悪化都市になっている。
これに対し教育文部大臣のグラント氏は、幼稚園と小学校を全てを直ちに開校することを要求しており、感染が起きている510校のみを封鎖すればいいと指摘している。しかし保健省の指標によると、小学校1年生から4年生までは11月初旬に、他の学年は12月27日以降となっている。
内務省大臣のアリエ氏は省庁間委員会の推奨を受け、10月18日から海外に住むユダヤ教神学校生徒、学生、シオニズム若者帰還計画のメンバーの外国人入国を許可した。保健省が認可した場所で学び、2週間の自主隔離を証明できる者だけが入国許可されることとなっている。
〇保健省の主な指標内容:
●第一段階:10月18日
接客なしのビジネス、保育園・幼稚園(0~6歳、感染悪化都市は除外)、公共機関運行数50%、空港、国立公園とビーチ、外出制限1kmのとデモ規制の解除、家族の集い禁止解除
●第二段階:11月1日(目標新規感染者数:1,000人以下/日)
小学校1年生から4年生まで、規制されていた医療機関治療
●第三段階:11月15日(目標新規感染者数:500人以下/日)
接客業(公共施設、個人業)、全ての商業、バンガロー式宿泊施設、祈祷所
●第四段階:11月29日(目標新規感染者数:250人以下/日、陽性率2%以下)
レストラン、喫茶店、ジム
●第五段階:12月13日
ホテル、公共プール
●第六段階:12月27日
小学校5年生から高校3年生まで
●第七段階:1月10日
文化活動、娯楽、学会、展示会
●第八段階:1月24日
結婚式場
●第九段階:2月7日
観戦試合、クラブ