保健省の躊躇:12~15歳を接種するべきか

 保健省では子供へのワクチン接種に関する話し合いを凍結し、12~15歳の子供達へのワクチン接種についてどのように、また根本的な推奨がまとめられるかどうかを検討している。この過去数カ月間に保健省上層部が、根本的に子供の接種を支援する立場を表明したが、ここ数週間の医療システム関係者達の主張によると、子供達への接種を可能にする傾向はあるが、現段階で接種への推奨がなされるかは不明確であるとのこと。

 保健省の姿勢に起こりえる変更の主な理由の中には、ワクチン接種を受けた若い世代での心筋炎の症例が幾つかある。保健省では接種者達の報告データを収集し、心筋炎患者の相対的増加を示すレポートを作成し、これまでにイスラエルでは合計62症例で、その殆どが18~30歳の年齢であった。また保健省の立場に変化を起こさせた理由のもう一つは、子供達の間では重大な感染が起きておらず、子供から大人に感染したケースも少ないことである。

 イスラエルの小児科の一部は、低い感染データを反映させると、子供達を接種させる必要性は全くないと唱えている。しかしその他に子供達を接種することに固執している医師達もいる。保健省では、推奨方法と範囲に関する最終決定は、この件に関する米億食品医薬品局(FDA)の決定後に受け入れられ、それ以前には行われないことを明確にしている。どちらにしても保健省では、子供の接種を義務化することはないと強調している。保健省のデータによると、様々な年齢層の間でワクチン接種への反応に大きなギャップがあることを示しており、60代以上の88%が接種したにも関わらず、16~19歳の間では58%しか接種していない。

 「接種していない人口があるにも関わらず、未接種の大人の間で感染上昇が見られないことへの説明は出来ず、とても驚いている」と、ソロッカ医療センター小児科ユニット会長、保健省の感染治療チームメンバー、及びワクチン接種委員会メンバーのダビデ教授は語った。「もしウイルスが存在するならば、何故感染する恐れがある未接種の子供達の新規陽性者が見られないのか。このテーマを科学的な側面から調査して理解する必要はある。子供達は以前と同様の状況であり、感染状況も以前と同様である。安全面のデータを取得すれば直ちに子供達への接種を可能とさせるが、全員を接種させる根本的な推奨はしない。イスラエル全国の12~15歳を全員接種する推奨への疫学的必要性はないと思われ、データをそのまま見る必要がある。子供達への接種を可能とさせる決定は下されるが、根本的な推奨ではないと想像している。しかしワクチンが効果的なのは明確だ」と語った。

 このテーマの話し合いが凍結したことを背景に、イスラエル小児科組合は、ワクチン接種を支援する専門的立場を表明した。「小児科組合と小児感染病サークルは、基準承認後のイスラエル国の12~15歳への全般接種を支援している」と記している。同組合では立場に変化はないと伝えているが、保健省で現段階ではこのテーマの話し合いも中止されていることを認めた。「組合ではFDAの承認と安全過程承認の完結を待っており、待機中にはその他の推奨をまとめることも出来ない」と、組合会長のツァヒ教授は語った。「全てが明確になるまで立場を変更することはなく、推奨の種類と有効性を決める為に情報を待つ」とも伝えている。

 保健省からのコメントでは、「ワクチン接種委員会と保健省に意見する専門家達はFDAの決定を待っており、同時に専門的に展開する為に話し合いを持っている。また心筋炎の問題は未だ検討チュであり、この現象に関する立場も決まっていない。それ以外の全ての情報は想像であり、存在しない現状を理解しようと試みることである」と述べた。

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