中学生へのワクチン接種が開始

 保健省では全面的な推奨をせず、両親達もそれに呼応している。今朝(日曜日)に、正式な形で12~15歳へのワクチン接種が開始した。保険会社からは、現在まで予約された数はとても少ないと報告している。

 クラリット保険会社からは、約32万人の対象年齢の被保険者がいるが、全体の1%以下に相当する3,000人しか予約が来ておらず、対象者の中には既に感染して回復した者がいるのも事実ではある。メウヘデットでは、約8万人の対象者の中から約1,400人の予約、またレウミットでは約6万人の対象者の約400人しか予約が入っていない。マッカビーからは現在までコメントが無かった。

 先月保健省ではその姿勢を変え、最終的に対象年齢の全員ではなく、まずはリスクグループに属する対象者のみに推奨した。しかし接種を受けたい者は誰でも受けられるようになっている。理由は心臓筋肉炎症に関係しており、新規感染者数がほぼゼロの今日では、多くの両親は子供達に接種させないことを優先している。

 しかし地域ごとの接種予約状況は異なっており、医療システムでは、海外旅行が若者達も接種を受ける一つの推進力になるのではと語っている。「ネタニヤ市での予約状況は多い」と、クラリット保険会社ヘフェル地域所長のイタマル医師は語った。「一か所の予約会場は完全に満員となり、他では数人分しか残っていない。接種への興味はあるが急いではおらず、この方が良い。感染状況はほぼ無く、今は接種を急ぐ状況ではない」と述べた。

 「コロナ感染は終息していないが、イスラエル国から見れば、我々はとても良い状況にあり、時間も十分にある。とても興味がある両親、又は全く無い両親、又は今でも悩んでいる両親がいる。自分達も接種を受けて何も問題が無いことを見たなら、子供達を接種させない理由は無いと感じている両親もいれば、何かに恐れて受けさせたいもの、又は様々な理由で受ける者もいる。イスラエル人の一部には、海外旅行という理由も重大な原因のようだ」とも語っている。

 金曜日に接種を受けたパルデスハナの14歳のノアム氏は、感染したくなく、濃厚接触者として隔離に入りたくない為に接種を受けたと語った。「少し安心したく、研究にも信頼している。コロナが無いというのは間違っており、たった1か月前にも学校でコロナ感染があり、次回は自分のクラスで起こる恐れもある。海外にも行きたいのが接種した主な理由だ。接種することに何も躊躇は無く、これを受けることを優先した。友人の一部は接種を受け、一部は様子見をしている。意見は分かれており、半分は興味があり、半分は興味が無い。一人の友人は、コロナが終息したという理由で母親が接種を受けることに反対しており、もう一人は様子見している」と語った。

 健康な若者達は、接種を受けたいと選ぶなら受けることが出来、前述のように全面的な推奨ではない。16歳以上の対象者と同様に、12~15歳の対象者も21日間の間隔で2回の接種を受ける。アメリカのFDAは先月12~15歳の対象者への接種を承認している。「決定は両親の自由な選択に任されており、完全な透明化で行われている」とイタマル医師は語った。

 レウミット医療部小児科専門家のドロン医師は、感染の激減が両親の迷いにつながっていると語った。「応答性の低さは、2つの相互に関連する要因に関係している。ほぼ新規感染者がおらず、市民に接種をプッシュする感覚も無い。海外旅行以外には正式に必要とされておらず、しかし感染が無いという感覚が、接種をしなくていいということになっている。自己選択として提示されれば、緊急であるという感覚も無いという組み合わせである。興味がある人は子供の為に予約を入れるが、専門家の推奨であるということで、様子見している両親が多い。私の推奨は同化と尋ねる両親もいるが、その時にはそれぞれのケース自体によって推奨は変わっており、特にリスクがある子供達に専念するように言っているが、ただし感染が無いからとて接種をしないという理由にはならないとも答えている」と語った。

 マッカビー医療サービスの研究イノベーション研究所が実施したアンケートによると、殆どの被保険者が若者への接種を賛成している。686人がアンケートに回答し、400人が男性、286人が女性で構成されており、その中の93%が接種を受けている。回答者の62%は若者への接種を賛成しており、その中の50%が若者への接種を全て同意、残りの12%は一部のみ同意と回答した。回答者の24%はこれに関する明確な答えは持っていないとし、残りの14%は完全に拒否している。

 今日保健省では、室内でのマスク着用の解除に関して話し合ったが、まだ決定には至っていない。近日中にこれに関する話し合いがもたれ、来週にはマスクの完全解除か、新しい評価が実施されるか、どちらかが決定される見込みである。

 ちなみに先日の新規陽性者数は4人、重症者数は37人となっている。

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