世界初:イスラエルの免疫抑制者に3回目のワクチン接種

 世界で初めて免疫抑制者に対して3回目の接種を受けさせる研究が、シバ医療センターで来週開始する。これは透析患者、臓器移植患者とHIV感染者を対象としており、彼等の免疫機能が比較的低下しており、抗体の製造が困難となっている人達である。

 この前代未聞のプロセスは、テルハショメル医療センター感染病ユニット責任者のガリヤ教授を筆頭とする。これも最近発表された様々な研究で、これらの対象者グループでは特にワクチンの効果性が低いことが示されていたことを背景としている。3回目のワクチン接種を受けるのは30人の臓器移植者となっている。

 この研究結果は、このテーマに関する国際的ガイドラインが無いために、3回目のワクチン接種に関する保健省の立場の定式化に影響を与える可能性はある。「3回目の接種以降に彼等が免疫確保する可能性はとても高く、必要ならば4回目も接種する」とガリヤ教授は説明した。「ワクチンはとても効果性が高いが、一部の臓器移植者達の抗体レベルがとても低い。もう1回の接種で抗体のレベルが上がるはずだ。世界で初めて行う研究で、対象者達は3回目の接種を受けたいと要望しているのも正しい」と語った。

 ベーリンソン病院で実施された新しい研究では、肺移植者へのワクチン接種の効果性を調べた研究で、一般人では約95%の効果性があったにみ関わらず、168人の対象者のうちたったの18%のみが抗体を獲得した。

 またラニアード病院で実施された研究では、2回目の接種を受けた56人の人工透析対象者のうち96%が抗体を獲得したが、免疫レベルが非常に低かった。

 保健省の感染治療チームが最近話し合った内容では、免疫抑制者に対して3回目の接種を与えるかとの疑問であり、この件に関する公式の推奨は無かった。「現在一般人には3回目の接種は必要とされていない」と、同チーム書記長のタル医師は語った。「接種で免疫が十分に獲得されていない人口があり、主に免疫抑制者達となっている。我々は3回目の接種が免疫を改善させるかは明確には分からない。プロセスの影響を調べる為に、研究の監視下で整然とした状況で3回目の接種が与えられるならば、個人的にはそれに賛成している。免疫抑制者達は感染病に対してリスクが非常に高く、彼等にとって免疫環境はとても重要である。彼等の家族も接種を受け、大規模なイベントなどの参加は控えることを厳守することが必要となる」と説明した。

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