上級者用シナイ半島

 シナイ半島は自分が好きな渡航先の一つで、とても近く、安く、景色も体験の見返りもある。陸上の国境(タバ国境)であるために、シナイ半島が海外だと忘れてしまいやすく、パスポートと海外旅行保険を忘れないようにしないと、ウニを踏んで怪我をしても誰も賠償してくれない。国境使用税はイスラエル側とエジプト側でも支払う必要があり、国境を越えた直後から安堵感がある、のんびりした全く違う世界へ移動できることを確約する。

 タバの町は、海岸線で最北端の町であり、エイラットの国境に接していて、素晴らしいホテルが笑える値段で見つけることが出来る。カジノで遊ぶためだけにギャンブラーが一番好きな場所だ。海岸には一泊2食付きで数十シケルしかかからない、ほぼ無料の沢山のキャンプ用小屋がある。殆どの宿泊地では、トイレとシャワー付きのレベルの高い部屋に宿泊することも出来る。どちらかというと、個人的には真夏はキチガイのように暑く、蚊が大発生しているので、クーラー付きの部屋、又は小屋で宿泊することを推奨する。

 もし小屋に宿泊するならば、そこに滞在中に推薦することを幾つかここに述べる:

・静けさを楽しむのが一番重要。本を持ってきて、ヨガをやって、ハンモックで横になって海を見つめる。シナイ半島のテンポはとてもゆっくりで、毎日の忙しさから身を離れ、マンゴーシェークを楽しむことが素晴らしい。

・沈む夕日を山から見ること。夕日が展望できる素晴らしい展望台があるので、キャンプ場のオーナーにお願いし、ちょっとだけのお金で彼の車でそこまで運んでもらう。いつも寒いから温かい服をお忘れなく。

・ボートで航海するか、水中眼鏡で潜ること。ヌエバの付近は紅海で一番良いダイビングエリアではないが、幾つかのサンゴ礁は潜ってみる価値がある。船を水中眼鏡を一緒にレンタルすることをお勧めする。

・ヌエバはとても小さい町で、お菓子を購入したり、ATMで現金を引き出したり、飲み物、日焼け止めやお土産を買う以外には、余りやることはない。

・ヌエバから30~40分タクシーで行くと、砂漠のど真ん中にワシュ・ワシュ・ワジがあり、そこに冷たい綺麗な水溜がある。

◎セント・カタリーナとモーセ山への登山

 セント・カタリーナは、モーセが十戒の石板を受け取ったシナイ山と伝説で考えられている場所の近くにある、古代ギリシャ正教修道院である。涼しい夜中に登山し、朝日の時間に山頂まで到着し、周りの山が特別な色で染められる。中レベルの7㎞の登山である。自分は預言者モーセのようにサンダルで上った。ヌエバかダハブからタクシーで山の麓にやってきて、ダリール(エジプト人ガイド)が同行する義務がある。登山料はそんなに高くない。

◎ダハブ、ラス・アブ・グロムとブルーラグーン

 シナイ半島の最も美しい海岸線を南下すると、輝いて魅了する天国の一部である。ダハブは中レベルの規模のリゾート都市で、個人的にはシナイ半島で一番好きな町であり、市場とレストラン、ダイビングエリアと美しい海岸との丁度良いバランスがあるからだ。これらの市場では、家族で買い物できる各種のお土産を買い、イスラエルの値段の10分の1で食べられるシーフード料理を食べ、特別で希少な地理学的現象であるブルーホールに潜ることだ。

 15分の航海でラス・アブ・グロムに到着し、とても小さい海岸線であるが、魚やサンゴ礁が豊かにある。ブルーラグーンと呼ばれる円形海岸線に車で行くことも可能だ。砂漠の暑さと、トルコ石色の水との組み合わせには感動し、個人的には世界で最も美しい海岸だと思う。

 ブルーラグーンとラス・アブ・グロムでの体験は、ヌエバの小屋宿泊の体験と似ているが、これらの海岸線は孤立している為に、環境から完全に隔離された違いを感じることが出来る。

◎シャルム・アシェイクとダイビング・サファリ

 シャルムは自分の2番目の家であり、この場所では合計数カ月間過ごしたことになる。エイラットに似ているが規模は4倍で、市場や夜の娯楽で一杯であり、ラクダの肉で出来たハンバーガーを出しているハードロックカフェレストランや、素晴らしいシーフードレストランがある。今回は4日間船に乗ってダイビングセイリングに出かけてみた。

 シャルムの港から出向し、ティラン海峡とラス・ムハマッドに向かって進み、シナイ半島南部にある最高のダイビングスポットまで南下した。航海の日程は簡単だ:1日4回のダイビング、最初は日の出ダイビング、最後はナイト・ダイビング。その間は食べるか休むか。これより良いものってある?

 海のど真ん中の夕日は、一番良い夕日であり、夜は空が星で満天で、時々イルカが遊びに来る。航海の料金は2,500~3,000シケルくらいで、世界の他の場所で同じような航海と比較したら安い値段だ。

◎全般的助言

・シナイ半島には殆どアルコールが無いので、イスラエルから持ってくること。各旅行者は、1人1リットルまで酒を持ち込むことが許されている。

・お金に関しては、国境までやってきてATMでお金を引き出すのが一番良い。国内で換金する手数料と、現地のATMでの換金手数料の差はほぼなく、ATMの方が簡単だ。

・タクシーは事前に予約しておくこと。国境には何十人もタクシー運転手が待っているが、値段交渉するには大変だ。

・個人的には、現地の人達はとても素晴らしい人達で、観光客が素晴らしい休暇を過ごせるように願っている。彼らにもリスペクトを持って接し、我々の世界とは違う彼らの生き方から多くの事を学ぶことが出来る。

・本、バックギャモン、カード、フリスビー、楽器など、時間が楽しく過ごせる物を持ってくること。

・蚊よけ、日焼け止めクリームを大量に持ってくるのは義務。

・海外旅行保険は、最も重要だ。休暇中に何が起きるか分からないし、カバーされないのは残念だ。


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