三度目の封鎖への準備と、変異種は既に国内で発見。政府は今日コロナ対策に必要な対応を決定する閣議をもち、三度目の封鎖を実施する恐れがある。コロナ責任者のナフマン教授は、「封鎖しか選択肢がない。もし何もしなければ、2か月以内に3千人死者が追加されることとなる。ワクチン接種の影響が出るまでの最後の封鎖になる。封鎖を解除すれば、早急に市場を再開することが可能となる」と閣議で語った。
ナフマン教授は今週金曜日かあ25日間の封鎖を推薦している。自宅から1kmの外出制限、他人の家の滞在禁止、文化・娯楽施設の封鎖継続、公共機関の50%削減、特別教育以外の全ての教育施設の封鎖、屋外20人と室内10人までの人数制限も含まれている。
国家安全保障評議会副議長のエイタン氏は、12月30日からの封鎖開始を推薦している。「基準値を決定するのではなく、封鎖の解除する日を決定するべきだ」とも語った。ネタニヤフ首相は、「教育と商業の封鎖は不利だ。罰金と施行も規制引締めには通用しない。唯一効果があるのは封鎖だ。これが払うべき代償であり、実証されている。規制引締めは存在しない、ただの都市伝説であって現実味はない。国民も短期の早い厳格な封鎖と、早急なワクチン接種を優先するだろう」と語っている。
政府ではまだ話し合いの途中で何も決定されていないが、何らかの手段を講じることは分かっている。議論の的は封鎖を実施するか、又は規制引締めを実施するか、もし封鎖の場合ならば全ての教育施設を封鎖するか、いつ封鎖を開始するのか、直ぐにか、金曜日からか、それとも12月30日からかなどである。
それ以外にユーリー保険大臣は、この閣議においてイギリスから帰国したイスラエル人4人に変異種が発見されたと発表した。現在イギリスに滞在していなかったイスラエル人にも遺伝子連鎖テストを実施している段階であると関係筋が伝えている。「イギリスにいなかったイスラエル人にも感染していると伝えられている。変異種はもうイスラエルに存在しチエル。我々は数十個の遺伝子テストの結果を待っている状況である」とも伝えている。
一昨日予算案が通らなかった為に国会が解散し、2021年3月23日に予定している総選挙に向かって全員が全員と闘い始めている。現時点では政治的観点も不明確だ。2年間で4度目となる総選挙は一体どれくらいの金がかかるのだろう?コロナ禍ではない通常の場合では、選挙予算は約4億シケルとなる。投票場所、従業員、消毒設備、防止対策などの追加は、最低でも約9千万シケルとなる。もしコロナ禍の影響で総選挙を数日にかけて実施するとなると、この値段ももっと高くつくであろう。