ワクチン作戦:テルアビブでドリンク付、ラムレでは高校生に懸賞金

 ブネイ・ブラク市でチュント、ヤッフォーでクナッフェ、ラーナナでピザが配布され、テルアビブとラムレでも飲み物とお金で若者への接種説得を試みている。テルアビブ市役所は、バー内で移動式接種場所を設置し、新規接種者にビールかドリンクを配布した。ラムレでは、市役所が高校2~3年生の生徒達の間で接種競争を発表し、最も高い接種率の高校には懸賞金を約束している。

 テルアビブのディーズンゴフ広場のハジェニア・パブには、市役所の特別作戦の枠内で、接種を受けて無料のビールかドリンクを飲むために数十人が集まり、赤ダビデの星の協力の元に若者が接種を受けるよう説得する試みである。市の規定によりノンアルコールのドリンクだが、ここ1年間に不足していたパブの雰囲気には、眠らない町の活気が少し戻ってきた。

 作戦開始1時間で約100人が接種を受けた。週末には他の繁華街にも接種場所を設置する予定である。最初に接種を受けたエレズ氏は、他の人達がワクチンにどう対応するか見てから決めたと語った。「4百万人が接種するまで待ってみて、その後直ぐに接種すると決めた」と語り、冷たいビールを飲みながら全員にワクチン接種を呼びかけた。「痛くないし何も感じない、健康には良いことだ」。

 他に接種したドロール氏は、広場の飲食店街を支援し、一杯飲むために来たとのこと。「接種するならスタイルでしないと」と語った。「まさかパブの中で接種を受けるとは夢にも思わなかった。現在通常の生活に戻り、正気に戻り、マスクを顔から外したいだけが希望だ」。

 ユーバル氏は、自宅下に出来た接種場所にやってきたが、ノンアルコールであることをクレームしていた。「来たから接種した、しかし酒は自宅で楽しむ」と語った。最近アメリカからイスラエルへ戻ったマイケル氏は、友人から接種作戦を聞いて広場にやってきた。「殆どの友達は既に接種している。全く痛くない、ここから自宅へ戻って、テルアビブ・マラソン参加への準備をしないと」と語っている。

 赤ダビデの星スポークスマンのザヒ氏は、「ここ数日全国で起きているように、多くの人が興味を示してくれることを願っている。こんな短時間で既に1回目の接種を100人が受け、市場と娯楽場所を早く再開できるようにより多くの人を接種する。しかしそれは接種数に依存されており、残念ながら50代以上で未接種者がまだ56万人以上もいる」と語った。ザヒ氏はまた、接種向上を図る自治体の企画は素晴らしいと語った。「チュントだろうが何であろうが、国民を接種させることは全て祝福される」。

 ラムレ市役所でも同市での接種数を拡大させることを試みている。市役所は高校2~3年生に「接種済みクラス」競争を告知し、3月3日までに最も接種率が高いクラスに3千シケル(約9万円)の懸賞金を約束している。この懸賞金はクラスの全員に分配されるか、修学旅行の援助金、又は共同スポーツ活動の援助金として使用される。

 既に接種した市民のダビデ氏は、この企画は別に悪いものではないとしている。「様々な階層の人達に物を与えているならば、未成年に適応したものを与えるのも悪くはない。とても面白いアイデアだ」。もう一人の市民のシュロモ氏はこれに反対している。「接種には賛成だがこんな方法は駄目だ。懸賞金が欲しいが為に子供達の間で圧力がかかる。それは良いことではない」と語った。

 ラムレ市役所のコメントでは、「市民と未成年対象者を含んだ接種数増加への努力の枠内で、青少年教育課と学校校長達との間でこの競争企画を進めることが決定した。ラムレ市の感染状況によると、16~18歳の接種率はとても低い。競争の目的は、未成年者が接種することを助長し、安全で健康な通常生活を可能とさせることにある。懸賞金は社会的・道徳的活動の為にクラスが使用できる。この競争には未成年者を強制的に接種を義務付けるものではない」と伝えている。

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