ワクチンの影響と効果

 連日の新規陽性者数は今だ多く、重症者の減少も僅かである。しかし今日既にワクチンが60歳以上の感染状況にどのように影響を与えているかを見ることが出来る。ワクチン作戦開始時には、感染者の13.6%が60歳以上であったが、2回目のワクチン接種が開始してから11%に減少し、1月9日には9.3%まで減少した。

 同時に新規重症化した患者総数の中で、60歳以上の重症化した新規感染率も低下している。12月20日には73.8%であったのが、1月初旬に79.2%まで上昇し、現在は69.1%にまで急降下した。つまり新規陽性者数の30.9%は59歳以下という事になる。

 保健省は封鎖を1週間延長すべきだという姿勢を変えていない。今朝ハリクード政党とカホール・ラバン政党間の争いにより、最終的に封鎖は4日間から5日間の妥協案で延長されるだろうと予想されていた。しかしどちらにしても週末となって商店も無いため、家族イベントで起きる感染拡大を防止する為に、この妥協案には反対している。

 保健省によると、60歳以上の82%は1回目の接種を受け、22万4千人が未接種となっている。90歳以上は1回目が87.1%、2回目が68.3%となっている。80~89歳は1回目が84.4%、2回目は66.4%。70代では1回目が91.3%、2回目が73.5%。60代は1回目が74.1%、2回目が55.1%と全体的に低い。

 また保健省によると、ワクチン接種証明書を有している71万5,425人中317人のみが感染し、全体の0.04%ということになる。その内の16人のみが入院となった。マッカビー保険会社では、66人がマッカビーの被保険者で(2回目の接種から既に1週間以上経過した24万8千人のうち)、殆どが55歳以上だが誰も重症化はしていない。

 またマッカビー保険会社では、接種を受けた人達の感染データと並行し、過去に感染してもおらず未接種である、同保険会社メンバーの約90万人の対象グループで検査を実施しところ、このグループでは同時期に約8,250人の感染者がいたことが判明した。

 「これらのグループのデータ間を比較すると、未接種者と接種者との感染率の違いは11倍となっており、現在イスラエルでのワクチン効果率は、2回目の接種から7日経過して92%に達している」とマッカビーでは伝えている。また「このデータは素晴らしく励みとなるもので、ファイザー社によって実施された実験では、2回目の接種から28日後に効果性が95%に達したとなっている」と強調している。

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