ヨーロッパが観光客入国を検討:「イスラエルはイン」

 欧州委員会は月曜日に、コロナ制限の為に入国が数カ月間禁止されていた、海外からの多くの渡航者に対してEUの国境を再開することに向けて重要な一歩を踏み出した。EU諸国では、今年の夏をコロナ被害を受けた観光業界の回復に利用し、規制解除が非常に役立つものと願っている。

 欧州委員会が発表した内容によるとEUの27加盟国に対し、「不必要な」訪問の場合でも感染状況良い国々、又はEUによって承認されたコロナへのワクチン接種を2回済ませた人々であれば、非加盟国の市民の入国を許可するように推奨している。この提案によると、EUによって承認されていないワクチンを接種した人々の入国を許可するかは、各国が決定することが出来るが、WHOの緊急利用ワクチンリストに掲載しているものに限るとされている。

 この提案が有効になるにはEU加盟国の承認が必要であり、この提案の話し合いが持たれる予定である。今日EUでは、7か国のみに自由で「不必要な」訪問と休暇の入国を許可しているが、欧州委員会の提案はそのリストを拡大するものである。EUの関係筋の話によると、イスラエルはEUに入国できる国々の一つであると語っている。EUの加盟国ではないイギリスに関してはまだ不明確であり、アメリカは現在含まれる気配はないが、感染状況が減少すれば近いうちにリストに加えられると見ている。

 欧州委員会はその提案の中で、危険な国として見なされる各国の新規陽性者の感染者数が必要となり、どの国々の市民がEUへの不必要な訪問を許可されるかを決定する基準を引き上げることも推奨している。同時に新規変異株が侵入するリスクを軽減する為に欧州委員会は、急速に感染状況が悪化する国々からの渡航者に対し、迅速に制限を課すことを可能とさせる「緊急ブレーキ」を決定することも提案している。

 一方大西洋の対岸では、重大なコロナ波がトロント市があるカナダのオンタリオ州を襲っている。先週カナダ当局は、重症者の治療を支援する為に軍隊と赤十字の派遣を余儀なくされた。「今までで最悪の状況だ」と現地病院の看護しであるキミシャ氏は語った。「搬送される病人は若い世代で重症化している。看護師の数も不足しており、一部は退職し、一部は感染している」。

 先週末のデータによると、1千4百万人の人口を持つオンタリオ州の病院には、2,200人以上の感染者が入院しており、その内の900人近い人達が重症者である。

 コロナ禍開始からオンタリオ州では、8千人以上の人が死亡しており、カナダ全体の死亡者数の約3分の1に相当する。オンタリオ州の累積感染者数は45万人以上となっており、カナダ全体の感染者数の40%に相当している。4月に感染者数のピークを記録してから、先週は微小の感染減少が始まっており、カナダのワクチン接種も進展を見せているが、集中治療室に入院する数は上昇を継続している。

 懸念する感染拡大はアルゼンチンでも記録されている。昨日現地当局は、1日の新規陽性者数が1万1,394人、死亡者が156人であったと報告し、アルゼンチンの累積患者数は3百万人以上、累積死亡者は6万4,252人に達している。集中治療室に多大な負担がかかっていると病院は報告しており、感染を阻止する為にアルベルト大統領の政府が課した新しい規制は、未だ期待している結果を出していないとも伝えている。

 アルゼンチンは3年間連続で不況であり、コロナによってより悪化し、回復しようとしている経済の保護と、感染を防止する必要性とのバランスを見出そうと試みている。

 

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