ユダヤ教徒の実効再生産数が上昇

 全体の実効再生産数が再度1以上となり、アラブ人の間では減少している。今朝のデータによると、実効再生産数が1.01に上昇した。アラブ人は1.06に減少、しかしユダヤ教徒の実効再生産数が0.7以下だったのが、現在0.96に急上昇した。

 実効再生産数が1以上ということは、また感染が拡大しているという事だ。ただし実効再生産数は新規陽性者数の要因が入っておらず、ワクチン接種作戦が推進されている現在では、さほど重要なデータではない。

 朗報なのは昨日の陽性率が4%であり、12月24日以来の最低値となった。昨日の新規陽性者数は3,628人で約8万9千件のPCR検査が実施された。現在感染者の43%が生徒達であり、4%が教育関係者となっている。入院中の重症者は690人、呼吸器付は225人となった。

 諜報局では、「感染状況は広く、若い世代が未接種な為に、重症者減少を妨げている」と報告している。また「回復者もイスラエルで発覚した南アフリカ変異種やそれに類似した変異種に再感染するリスクがある。回復者も直ぐに接種することを推奨する。来週世界各国から数万人のイスラエル人が帰国することは、未接種者や回復者を様々な変異種の脅威にさらすこととなる。もしかするとワクチンの効果性を低下させる変異種もあるかもしれない。海外から帰国する者は、隔離中でも自宅で家族とのソーシャルディスタンスを厳守し、問題ある変異種の拡大を防ぐ必要がある」と伝えている。

 回復者も対象にしたワクチン接種作戦が拡大された第一週目では、既に2万8千人以上の回復者が接種を受け、接種を受けることに対して様々な反応があると保険会社は報告している。保険会社のデータによると、昨日まではクラリットで2万1千人、メウヘデットで4,100人、マッカビー1,800人、レウミット1,300人が接種を受けた。

 今週の月曜日に保健省が、回復してから3か月が経過した回復者への1回限りの接種を許可した。保健省のデータによると、現在約30万人が接種対象となっているとのこと。第二波と第三波が感染規模が大きかったため、殆どの回復者は現段階では接種対象となっていない。回復者の免疫性に関する世界の調査では、意見の相違が出ていることも注目されている。

 「耳を傾けてくれる人は接種を受けに来るが、一部はまだ決心していないようだ」と、マッカビー健康課責任者のミリー医師は語った。「現在接種が開始したが、多くの人達は第三波で感染した為、殆どの人達は未だ接種が出来ない」。

 回復者に対する接種は数週間遅れで開始し、保健省の感染対策チームが2度接種を推薦したにも関わらずである。「回復者への接種が遅れた原因は、十分なワクチンがあるか明確ではなかった事。また世界からの情報収集もあり、明確にする要因が沢山ある」とミリー医師は説明した。「回復者の一番の疑問は、最近感染していたのだから、接種する必要はないのではないかという事であった。これに対する回答は、我々が知っている限りでは、接種した方が回復者より免疫性が高まるという事だ」。

 メウヘデット看護師長のマリー氏は、回復から3か月経過した回復者の接種開始の通知が出た瞬間から、直ぐに反応が起きたと語った。「現在接種を希望する者の数は大きく、それが継続している。混雑はないし大騒ぎしておらず、ちゃんとした説明や、HPなどでの情報提供、全国接種というのがワクチン接種を可能とさせている。回復者の中で悩んでいる人は見ておらず、いつ接種できるかという質問ばかり聞いて来る」と語った。

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