ユダの荒野のミステリーな宗教団体の秘密を探検(中編)

 トレイルを歩き始めると、数分で最初の展望台に投薬し、ハヘエテキーム崖の上にある二つの洞窟が展望できるようになっている。北側にある最初の洞窟は、第11洞窟(11Qとも呼ばれる)である。この洞窟は、クムランの最も重要な3つの洞窟の1つであり(第1と第4)、この中で約25巻が発見されて、その内の5巻は最も素晴らしい状態で保存されていた。

 洞窟で発見された巻物には、古代ヘブライ文字で記された「バイクラ」巻物、48篇で構成される「詩篇」、ヨブ記の最古のアラム語翻訳の一つ、また全長8.3mのクムランで最長の巻物である「神殿の書」が含まれている。この巻物には、神殿の姿と代行する描写や、王に関連した法律が含まれている。

 第11洞窟の左側には、「双子洞窟」の大きな2個の入口が見える。神殿の財宝を発見することを長ったバルアドン考古学者によってこの名前が付けられ、青銅の巻物には「エリコから、東に向いている2個の入口の柱洞窟の小屋に来る」場所に財宝が隠されたと記されている。しかしバルアドンの発掘では、この地で他の人達が行った発掘のように、何も発見されていない。

 トレイルはそこから東に向かい、絵にかいたようなワジの岸へと導き、死海の海岸の正面に石製のベンチが置かれていて、陰のある心地よい休憩には最適な場所である。ここでは、冬にこの地域で起こる激しい洪水を想像し、それが川の幅と深さを刻み込み、毎年それが繰り返されている。雨の多い服の時期の後では、この場所で砂漠の開花を楽しむこともでき、紫や黄色で花咲く色とりどりの亜麻や、オレンジ色に咲き乱れるクレオメ・アムブリョカルパなど、様々な植物が咲く空間である。

 その後標識でトレイルは二つに分かれ、右へのトレイルを行くと、ボーリング機械のような興味深い石製のエレメントが正面にあり、これは「ボーリング記念碑」と呼ばれており、イスラエル建国以前の興味深い話が残されている。1938年夏に、この地域に労働者のグループがやってきて、将来建設されるキブツ・ベイト・アラバーが利用できる水のボーリング場所を探していた。この作業はとても困難で危険が多かったが、イギリス委任統治軍の司令により、労働者を警護していた警備員達は、鍵のかかった箱の中に武器を入れることを余儀なくされた。襲撃された場合にのみ武器をそこから取り出すことが許可された。

 1938年7月21日午後17時、山の方からの発砲音で静寂が破られた。武器が入った箱は前述のようにカギがかけられており、大騒ぎとなった。現地人の襲撃グループは、直ちにこの場所に侵入し、現場にいた労働者達や警備員を殺害し、拳銃、ライフルや弾薬を奪っていった。この事件はユダヤ人居住地に大きな災難を巻き起こし、4人が殺害された。

 「ボーリング記念碑」は、このトレイルの最後の展望ポイントとなっており、第1洞窟が展望できる。この洞窟の番号は偶然ではなく、この場所から全てが始まり、ここで最初の7巻の写本が発見された。その中でも興味深いのは「共同体の規則」の巻物であり、共同体の日常生活や、受入れ過程について描写したものである。

 その後この洞窟で実施された発掘では、その他70巻に関連する断片が発見された。この洞窟の左側には第2洞窟があり、この地点からは入口が見えない。そこでは33巻の写本が発見され、その発見によってこの崖周辺の250個以上の洞窟が調査された。

 想像を掻き立てるもう一つの内容は、第3洞窟では1952年に青銅の板に記された巻物が発見され、これが青銅の巻物である。当時この地域では数百の巻物が発見されたが、殆どが羊皮紙であった。この巻物だけが唯一青銅の板に記され、巻物となっていた。

 青銅の巻物を破壊せずに開いて中身を調べるために、慎重な作業、最高の実績と果てしない忍耐が要求された。発見されてから数年後に、イギリスの研究者達は青銅の巻物を開くことに成功し、年月と共に緑色となっていた。

 青銅に刻まれたヘブライ文字が明らかになった時、研究者達はこの巻物は唯一の物であり、2千年前に隠語で記された内容で、ユダの荒野、死海やエルサレムの地域にある60か所が記されていることに驚いた。これらの秘密の場所には、貴重な財宝が隠されている。金、銀、硬貨や貴重な道具。巻物の中身には、これらの財宝に到達する方法を描写した、不明確で解読困難なヒントが含まれている。

 世界中の考古学者、研究者やトレジャーハンターは、数十年間この謎を解き明かそうと試みており、今日でも根本的な疑問に答えられるものはいない。これらの財宝は何処のものか?ファラオの財宝か?ローマ人から隠された神殿の財宝か?第三神殿用に製造された財宝なのか?もしかすると想像だけの財宝なのか?

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