ファイザー社のワクチン有効性がどれだけ高いかを証明する追加データだ。マッカビー保険会社は、被保険者60万2千人をベースとした調査を発表し、それによると2回目接種から週間後のワクチン有効性は95%に達しているとのこと。ファイザー社が自社で研究した結果と同様な結果となっている。今週初めに発表されたクラリット保険会社の調査も同様に高い有効性データが出ている。
マッカビーデジタル情報ヘルス課の調査結果によると、2回目接種から1週間経過した60万2千人のうち608人のみが感染している。感染した者の間で実施されたマッカビーの調査によると殆どが軽症であるか、又は無症状であった。608人の感染者の内21人のみが病院の入院を必要とし、その内7人が重症、3人が中等、11人が軽症である。
同時に接種者の間の感染者に関するデータには、約52万8千人の被保険者で未接種者で未感染者を対象としたグループでも検査が実施された。このグループでは2万621人の現在感染者が存在し、未接種者全体の3.9%を占めている。先週実施された同じ調査の対象グループでは、感染者率が2.9%であったのに対して高い上昇率であることが分かる。
グループ間のデータ比較と情報解析から判明したのは、イスラエルでのワクチン有効性は、2回目の接種から1週間後で95%に達することである。この有効率はファイザー社が実施した研究結果として報告されたのと相似している。
今週初めに発表された被保険者約120万人を含んだクラリット保険会社の調査では、約60万人がファイザー社のワクチンを接種し、未接種者の60万人と比較して感染率が94%減少し、重症化は92%の減少を記録したことが判明した。
「イスラエルでのワクチン有効性はとても安定して高い。この数週間で多くの若者も2回目の接種を済ませている」とマッカビーデジタル情報ヘルス課責任者のアナット医師は語った。「1回目の接種から1週間経過するだけで、接種済みの若者のグループではとても感染率が低いことが明確になっている。16歳以上の老若男女全国民に早く接種を受けに来るように呼び掛ける。感染に勝つために最も効果がある方法はこれしかないことは明確にデータが証明している」と語っている。