保健省が来週水曜日(27日)からのホテル再開の概要を今日許可した。しかし概要条件を満たしているかを何処も検査しないので、ホテルが責任を持って果たすように相互の信頼の下に成り立っている。
この条件とは、ホテルオーナーと直結している責任者を1人選び、概要条件を満たしているかの確認や、現場で発生する問題の対処まで全て管理する必要がある。部屋、ロビーや公共空間全ての清掃と消毒の徹底や、冷暖房機のフィルター消毒まで含まれている。
ホテルの入口では全員の体温検査が実施され、レセプションには飛沫防止用ボードの設置や、ホテルの至る所に消毒場所を設ける。
食堂での混雑を避けるために食堂の利用時間を延長する。食堂の利用時間を予約制とし、食事時間も制限することによって密集を避ける。またオプションとして使い捨ての食器を使用した食事を、各自の部屋にルームサービスとして届けることも考えられている。
プールに関しては1レーンに1人の水泳者という条件および6平米に1人という条件だが、実際にこれをどう実施するか、又は入口で人数制限をする必要があるのかどうかは未だ決まっていない。プールの入口で各自の部屋番号を記入し、個人専用のバスタオルが渡されて使用後には各自がバスケットに返却する。密集を防ぐためにプールの利用時間も朝9時から夜19時までと延長される。
プールサイドの人達にはマスク着用が義務付けらるが、熱風の日には着用義務が無いので、これもどう管理するかはまだ決まっていない。プール敷地内への食べ物持ち込みは禁止され、敷地内で販売しているものしか許されない。現時点ではジャグジーとサウナは禁止されている。