フランス人教師斬首事件:女生徒が嘘をついたと自白

 去年10月に、イスラム原理主義のテロリストがフランス人教師サミュエル・パティ氏を殺害した。テロリストはパリの郊外でパティ氏を斬首し、預言者ムハマッドの風刺画を生徒達に見せたのが理由であった。このテロ事件はフランスを震撼させ、マクロン大統領も表現の自由を守ると宣言した。

 パティ氏が教えていた学校で学んでいた13歳の女生徒が、父親にこの授業について語ってから10日後に彼は殺害された。彼女はイスラム教徒生徒に対してパティ氏が退室するように要求し、他の生徒達に預言者ムハマッドの風刺画(新聞に初めて掲載されたもの)を見せるためであったと主張した。今日女生徒は父親に対して嘘をついたと自白し、その授業には全く参加していなかったのである。

 多くのイスラム教徒の感情を害した風刺画を、パティ氏はフランスに於ける表現の自由と神への冒涜の授業の枠内で生徒達に見せた。女生徒は、パティ氏がイスラム教徒には退室するように要求し、彼と口論後に停学になったと父親に教えていた。

 しかし発表された内容によると実際に起きたのは、この女生徒は校則違反のせいで学校からこの事件以前に停学となっており、それを父親に知られることを恐れて嘘をつくことを決心した。今回の記事によるとパティ氏は、これから見せる預言者ムハマッドの風刺画でイスラム教生徒達がショックを受けないよう、目をつぶっているか廊下で待機していても良いと伝えたが、女生徒が主張した様な退室要求は全く無かったことが明らかになった。

 女生徒の嘘の主張により、父親はパティ氏に関して苦情を出し、彼を解雇するようインターネット上で「ヘイト・キャンペーン」を展開した。動画の中で父親はパティ氏を人種差別で訴えている。その10日後に18歳のチェチェン人難民がパティ氏を殺害し、警察官によって射殺された。テロ事件後に女生徒は名誉棄損で起訴されている。女生徒の父親ともう一人の男性も、テロを背景とした共謀罪として起訴されている。検察官はフランス人教師殺害と扇動との直接的な関係性を示している。

 女生徒の弁護士は、「全員の名前でやれと依頼された」クラスの友達の圧力に負けて嘘をついたと語っている。彼女は今回の事件に関する罪はなく、彼女の父親に扇動の一部の責任があると主張している。父親は警察に対して「自分が馬鹿でアホだった」と語っており、「まさかテロリストが自分の動画を見るとは思わなかった。これらの動画で誰も傷つけようとはしていない。どうしてこんな状況になったのか想像もつかない。歴史の教授を失い、皆私だけを責めている」と語っている。

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