ファイザー社社長:「イスラエルは世界の研究所」

 ファイザー社社長のアルベルト氏は、イスラエルを「世界の研究所」と呼んだ。イスラエル国内の最速ワクチン接種により、1か月後か2か月後の近い将来に同社が開発したコロナ・ワクチンが、ウィルスへの免疫だけではなく感染防止にもなるかを知ることが出来ると語った。

 NBCへのインタビューに於いて、ワクチンの有効性に関して同社が何を学び、弱点が発見されたのかとアルベルト氏は質問を受けた。「多くの事を学び、今でも解析を続けている。同社製のワクチンだけを使用しているイスラエルは、現在世界の研究所になったと信じており、人口の大多数の接種を済ませている」と回答している。

 「実世界の情報により、ワクチンの有効性は2回目の接種後にどんどんと高くなっているのが分かっている。つまり2回目の接種から7日後と14日後の有効性には差があり、臨床実験で見た結果以上のものとなっている」とも伝えている。

 同氏によるとイスラエルでのワクチン接種作戦は、「このワクチンの利点を表す素晴らしい模範例」とのこと。1か月から2か月後に、イスラエルで殆どの人口の接種が終了すれば、接種者が他の者へ感染させるのかどうかを知ることが出来るとも伝えている。

 イスラエルでのデータは、人口の最速接種の成果で世界中の殆どで興味を示しており、クラリット保険会社の巨大調査が発表されて、2回目の接種から7日後に感染防止に於けるワクチン有効性が94%、重症化防止では92%に達していることが判明している。この調査結果は世界でも反響を呼び、独自に検査された最初の研究結果であり、科学雑誌にも掲載されて、最低でもファイザー社製のワクチンは、ファイザー社がドイツのビヨンテック社と共同で実施した臨床実験で示したように、実世界でも有効であるという事が証明されている。

 アルベルト氏の話は、イスラエル政府とファイザー社間とで結ばれた契約書を背景としており、その枠内でイスラエル政府が接種者の個人情報を開示することなく、秘密裏に医療的統計的データを同社に提供することに同意し、様々な階層のワクチン影響を分析することを可能とした。

 ただイスラエルではモデルナ社製のワクチンも使用することを予定している。3月には同社製のワクチンが数十万回分到着する予定で、一部は回復者に1回のみの接種として利用される。

 安息日入り前の保健省の発表したデータによると、現在までイスラエル全人口の50.14%が1回目の接種済みで、466万3,028人に相当する。また人口の35.43%が2回目の接種済みで、329万4,759人に相当する。実際の接種率は高く、何故なら現段階では約7%に相当する回復者には接種をしておらず、人口の約28%に相当する16歳以下の子供達も対象外となっているからだ。つまり現段階で対象者の約77%が既に1回目の接種を受けており、その内の殆ども2回目の接種済みとなっている。

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