ナツメヤシのペイストリー

 ナツメヤシはイスラエルの古代の果物であり、聖書ではイスラエルの七つの特産物の一つとなっている。甘くて栄養価が高く、健康的で独特な触感がある。今日ナツメヤシはイスラエルでは、特に中央アラバー(荒野)では最大の農業分野となっており、世界で最も売れているマジョール品種大国と考えられている。今回はナツメヤシから三つのペイストリーを紹介し、一つはオーブンを必要とせず、他の二つは完璧なベーキングの香りで家が満たされる。

●ナツメヤシの知らない六つの事:

1.イスラエルのマジュールの消費量は、1年間で約2.8㎏/人となっている。イスラエル全国でナツメヤシ畑は、約6万エーカー(1エーカー=約4,047㎢)の栽培面積となっている。

2.去年はアラバーだけでマジュールのナツメヤシを約6,500トン収穫し、イスラエル国内だけではなく、ヨーロッパ、アメリカやUAEにも輸出されている。

3.自然の熟成過程の一部として、木に実がなったままでナツメヤシは乾燥し、人工的な乾燥プロセスは必要としない。

4.ナツメヤシは塩水でも灌漑可能である。

5.植えて4年後から実が収穫でき12年目がピークで、その時にはナツメヤシの木1本から約120㎏の実が収穫できる。

6.ナツメヤシは、筋肉運動のエネルギーとなる炭水化物を含んでおり、運動の前に食べるのが理想的である。ナツメヤシは抗酸化物質、植物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウムが豊富で低脂肪である。


●おばあちゃんのマアムール

材料(100個分)

生地:

マーガリン/溶かしたバター 400g

油 1/2カップ

水 1カップ

ベーキングパウダー 2袋

バニラシュガー(甘いのが好きな人は1/4カップの砂糖を追加) 2袋

小麦粉 1kg

オレンジかレモンの川の削ったもの

中身:

マジュールナツメヤシ 500g

水 1/2カップ

調理方法:

1.生地を作る。最初は乾燥材料、次に液状材料の順番で、全材料を柔らかく心地よい生地になるまで混ぜる。

2.生地を4~5個に分割して丸め、綿棒で平らにする(各々1個がルーラードになり、それを最後にクッキーの大きさで切る)。

3.中身を作る。ナツメヤシを沸騰したお湯に約5分間浸す。水分を切って皮を剥き、種を取りだす。

4.ナツメヤシを少々の水と一緒に中火の鍋に入れ、ナツメヤシが全体的にジャムになるまで煮詰める。その後20分間冷ます。

5.ルーラードを作る。平らにした生地にナツメヤシ・ジャムを詰め、ルーラードを作る。ナイフで切り口を印付け、事前に170度で温められたオーブンに入れ、20~25分間マアムールが金色になるまで焼く。

6.少し冷めたら上から粉砂糖をふんだんにふり、最初に印付けた切り口に沿ってクッキーサイズに切っていく。

●ナツメヤシ・ボール

材料(70個分):

マジュールナツメヤシ 20個

無糖シラン(ナツメヤシ・ハニー) 大さじ3

ココア 大さじ3

生トゥヒナ(ごま) 大さじ1

ココナッツオイル 大さじ1

スライスアーモンド 大さじ1

削った生ジンジャー 小さじ1

シナモン 小さじ1

レモンの皮を削ったもの 小さじ1

コーティング:

焼きゴマ少々

調理方法:

1.ゴマを鍋で炒り、アーモンドも同じ鍋で炒る。

2.ナツメヤシから種を取り、パルス方法のフードプロセッサーで潰す。

3.全材料をボールで混ぜる。

4.深いお皿にゴマを敷き、ボール状(ビー玉くらいのサイズ)にしたナツメヤシをゴマの上に転がす。

●ナツメヤシ・クッキー

材料(2㎏分)

生地:

マーガリン/バター 200g

小麦粉 850g

油 1カップ

ベーキングパウダー 1袋

水 1カップ

中身:

ナチュラル・ナツメヤシ・ジャム 1kg

シナモン 小さじ2

ジャムを薄める少々の水(大さじ2~3)

みじん切りした一握りのクルミ

コーティング:

粉砂糖 大さじ2~3

調理方法:

1.生地を作る。ギターフック付のミキサーで、水以外の全ての材料を、ポロポロ(もろい)の触感の生地になるまで混ぜる。

2.水を加え2分間混ぜる。

3.生地を7~8個に分ける。

4.2枚のベーキングペーパーを取り、とても薄い長方形になるように生地を二枚のシートの間に敷いていく。

5.中身を作る。各長方形の生地にナツメヤシの中身をまんべんなく塗る。上から切り刻んだナッツを散らし、ベーキングペーパーを使って生地を慎重に巻いていく。

6.ナイフで切り口の印をつける。トレイに並べ、事前に160度まで温めていたオーブンで30分間焼く。

7.オーブンから出して少し冷めたら、上から粉砂糖を振りかける。


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