ドミニカ共和国がエルサレムへ大使館を移転することを考慮

 ドミニカ共和国の外務省は今日(31日)、アメリカを追従して自国の大使館をテルアビブからエルサレムへ移転することを考慮していると発表した。今回の発表はイスラエル外務大臣ガビ氏と、ドミニカ共和国外務大臣ローベルト氏との間で会談が持たれた結果である。

 ドミニカ共和国外務省の発表では、ユダヤ民族との間に歴史的な関係があると強調している。「ドミニカ国民とユダヤ民族との関係は15世紀から始まっており、最初のユダヤ人が島へスペインからやってきた。このプロセスは、オランダ領アンティルから来たユダヤ人の移住の波とともに続いた。1938年にドミニカ共和国は国境を開き、エビアン会議で決議されたようにヨーロッパからの数千人のユダヤ難民を喜んで受け入れた。1948年5月14日にイスラエルは独立し、同年12月29日にドミニカ共和国はイスラエルの主権を承認した最初の国の一つである」と書かれている。

 ドミニカ共和国は、カリブ海の大アンティル諸島にあるヒスパニオラ島の東部に位置しており、もし実現すればエルサレムに大使館を開設する四番目の国となる。ブラジル、ハンガリー、チェコやオーストラリアの国々は、外交地位のない事務所をエルサレムに開設している。アメリカ、グアテマラとパラグアイが唯一イスラエルの首都に大使館と開設したが、パラグアイは3か月後に自国の大使館をテルアビブに戻し、今日エルサレムには二国の大使館しかない。

 去年9月にホンジュラスが、電話でネタニヤス首相とホアン大統領が話し合った結果、今年エルサレムに大使館を開設すると発表した。その代わりにイスラエルは、ホンジュラスの首都テグシガルパに大使館を再開する予定であった。しかしまだホンジュラスも大使館を開設していない。

 ホアン大統領は自身のツイッターで、「先ほどネタニヤフ首相と話し合い、戦略的協力を強化し、テグシガルパとエルサレムに大使館を開設することを同意した。感染中でも可能であれば年末までにこの歴史的な歩みを実行したい」とツイートしている。

 また今年9月初旬にトランプ大統領は、アメリカの仲介を経てセルビアが2021年7月までにエルサレムへ自国の大使館を移転する約束をしたと発表し、イスラエルとコソボも外交関係を樹立すると述べた。ネタニヤフ首相はコソボもエルサレムに大使館を開設すると伝え、もしそれが実現すればイスラム国として初めての国となる。これらの条約には、2008年にコソボが独立を宣言して以来10年以上も続いた両国の緊張状態の後、コソボとセルビアも両国間で経済的関係を構築すると同意した包括的条約である。

 

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