テベットの月(12月~1月)歴史的な森とスイセンの開花

ベン・シェメン・フォーレストの修道士の洞窟とマッカビー家の墓の興味深い旅行。テルアビブの中心にある国内二番目に大きなスイセン畑への訪問。テベットの月にお勧めの観光スポットだ。テベットの月は寒くて雨が降るが、イスラエルの冬は暖かい日も多少あり旅行に最適だ。この季節に自然に出る人達は、今開花のピークである香り良い「湿地帯の王様」スイセンに出会えるだろう。

●ベン・シェメン・フォーレストのマッカビー家の跡を辿って

 ハヌカ祭はキスレブの月にお祝いされるが、今回は「マッカビー家の跡を辿る」旅行であり、12月半ばから旅行するのがお勧めのベン・シェメン・フォーレストが冬の美しい花で一杯になる。

 古代都市モディインはベン・シェメン・フォーレストにあったと予想されていて、ギリシャの支配に対するユダヤ人達の反乱が起きた場所、またハスモン家の居住区としても知られている。この反乱のお陰でエルサレムの神殿が清められ、新しいユダヤ人の王朝が到来した。その反乱の勝利を記憶するのがハヌカ祭だ。

 古代都市モディインの位置は正確には分からないが、森の近くにあるアラブ人の村エル・ミディアの名前に記憶が残されている。その村から遠くない場所に、「マッカビー家の墓」と呼ばれている場所がある。岩をくり抜いた9個の墓があり、小さい丘の上に二列に並んでいる。墓の中には二つの埋葬部屋が別々に作られている。「マッカビー家の墓」以外に、ベン・シェメン・フォーレストは他のスポットや徒歩コースがあり、この時期にはシクラメン、クロッカスとスイセンの美しい開花が見られる。冬の時期にはここで沢山のアネモネが咲いているのも見られる。

 健脚な人達には、森の南側の一部を流れているガムゾー川に沿って歩いて行くと、「修道士の洞窟」と呼ばれている興味深い場所に辿り着くことが出来る。

●テルアビブの中心にある珍しいスイセン畑

 テルアビブ北部の通りを数分歩いた距離に、イスラエル国内で二番目に大きなスイセン畑がある。グリロット・バレーはスイセン・バレーとも呼ばれており、テルアビブとラマット・ハシャロンとの境界線になっている。

 海岸線のスイセンの殆どが絶滅してしまったがグリロット・バレーでは、付近でグリロット施設があった時代は建設禁止条例があった為にスイセンが守られてきた。しかしここも近年の建設計画によって破壊される恐れがある。スイセンの開花は通常1月半ばから始まり、1月末にピークがやって来て数十万本のスイセンが開花する。もし運が良ければその場所に生息している動物、野兎、ハリネズミや絶滅危惧種である縞イモリが見られるかも知れない。

 テルアビブから歩いて来ると、この町の最も興味深い自然スポットの近くにあるスイセン畑を通る。アフェッカ洞窟がそれで、古代サマリア人の15個の埋葬洞窟がある。この遺跡は1951年に偶然発見され、電車の線路工事をしていた時に見つかったがその後忘れ去られ、アヤロン道路が建設された1989年に再度発掘調査された。

 このスポットではテルアビブの町景色にはとても印象深く特殊な季節花が集中している場所で、冬の時期にはパレスチナ・アイリスの隣にアネモネのカーペットが地面を覆っている。


*グリロット・バレーへの道案内:

 テルアビブから2号線をハイファに向かって北上し、ケレン・カイェメット・レイスラエル通りの交差点から1400m後にある狭い道路を右折。曲がり角は道路の左側にあるガソリンスタンドを通り越して約400m後ですが、右折に関する道路標識が無いのでご注意ください。曲がり角を見逃した場合には北側からの入口は無いので、再度Uターンして同じ道を戻ってください。狭い道路に入れば道路の突き当りで駐車できます。

最新記事

すべて表示

明日から16歳以上のイスラエル人は、全員海外出国申請書を提出する必要

保健省は、明日6月29日から16歳以上のイスラエル市民は全員、イスラエルから出発する24時間以内に申請書を記入する必要があることを発表した。この申請書には、個人の詳細と、最高リスクレベルと定義された国々を訪問しないという宣誓書になっている。申請書入力にはここをクリック: 最高リスクレベルの国々のリストは、現在ではアルゼンチン、ブラジル、南アフリカ、インド、メキシコとロシアになっている。これらの国々

7月から観光客入国が拡大

2021年7月1日から市民ではない接種済みの外国人は、事前の許可なしに入国することが出来るようになる。国のリストやワクチンの種類などの詳細は、現在保健省によって作成中である。この規制は今日活動している陸上国境にも有効となり、2021年7月4日にはイスラエル人のためにアラバー国境(ヨルダンとの国境)も開通される。 今回の発表は、約2か月前の観光省のキャンペーン発表時に予想されていたことが実現したこと

空港で長蛇の列:帰国者はPCR検査なしで解放される

金曜日のベングリオン空港での特殊な混雑により、接種者と回復者を含むイスラエル入国者全員へ要求されるPCR検査を受けずに帰宅した者が数人いることが判明した。保健省ではPCR検査なしで入国した人数に関して回答をしていない。 保健省によると、同時に着陸したフライトにより、長蛇の列と非常な密の状態が発生したとのこと。安息日入りの時間が間近に迫っていた事も、入国者達の感情を逆立てる要因の一つとなったとのこと