セゲル教授:「接種済みのイスラエル人は出国可能」

 「楽観的なシナリオが実現した」と、バイツマン研究所コロナ予測モデル構成者であるエレン・セゲル教授は、ここ数日イスラエルで感染死亡が記録されなかったことを背景に語った。「違うシナリオもあり、市場の再開を急速にすると、人口の約30%に相当する16歳以下の子供達が未接種であり、接種を拒否している対象者も含めて、若い世代の感染拡大が予測されていた。しかしこのような感染が起きたとしても、重症化や死亡を引き起こすことはないと予測しており、何故ならリスク・グループは既に接種済みだからである。現在我々は、市場の再開が拡大されたにも関わらず、感染がどんどんと減少しているのを見ている」と語った。

 集団免疫を獲得したのかという質問に対しては、「その表現は使い過ぎだ。我々が現在見ているのはとても大きな接種率である。殆ど市場も再開している。イスラエル国内では接種者と回復者の割合が60%にまで達しており、これが感染の縮小を引き起こしており、その傾向は継続すると予想されている」と回答した。

 海外への旅行に関してセゲル教授は、「接種済みの者、回復者のイスラエル人達は、海外旅行に出るのは安全であると思われるし、感染状況が悪化していない国々、又は接種を強化している国々ならば特に良い。海外からイスラエルへ来る外国人旅行者に関しては、グリーン・パスポート(ワクチン・パスポート)を持っている旅行者、我々がその効果性を認知しているワクチン接種を受けた旅行者の入国を検討することは可能だ。個人的な意見ではそれが次のステップになると思われる。しかし新しい変異株の為に、自国の出発前とイスラエル到着時の検査を強化し、指標を準備する必要がある」と語った。

 感染状況が改善された現在でも、子供達を接種する必要があるかどうかの質問に対しては、「ワクチンの医療的な側面の専門家ではないが、もし子供達へのワクチン接種が安全であると承認されるならば、接種させるのが正しい選択だ。免疫性を高めることになるし、変異株などの見当もつかない今後の事から我々を守ってくれる。子供達はコロナで重症化する可能性は低いが、一部は症状が発生する恐れもある。我々の知らない感染回復者の長期的な副作用もある」と答えた。

 イスラエルのデータを海外ではどのように学んでいるかとの質問に対しては、「イスラエルは今日、多くの国々にとって非常に楽観的な見方をさせている。彼等は人口の約60%の接種率という目標を達成すれば、コロナ禍を終息させることが可能であり、市場の全開も可能となることが分かっている。アメリカやイギリスなどではとても迅速にワクチン接種を進めており、近い将来にイスラエルと同じ状況に到達するであろう」と答えている。

 世界で起きている事、特にインドの危険な感染から我々は何を学ぶべきかとの質問に対しては、「インドのような国々では、我々が第三波の時にいたような同じ段階におり、急速に拡大する変異株と、人口の少数の一部だけが回復したか接種したかの状況である。我々もとても困難な状況にあった。現在これと同様の状況にある国々では、イスラエルや他の国々のように、トンネルの先に光があることを見ることが出来る。人口のある一定の割合を接種すれば、感染の波を乗り切ることが出来、市場を再開することも可能となる」と答えている。

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